J-WAVE LIVE2004

昨日、突然後輩に“行かれなくなっちゃったんだけど、行きませんか?”と言って、J-WAVE LIVE2004のチケットを2枚貰った。誰か誘おうとしたけど、昨夜の飲み会に居合わせたメンバーは、“明日雨ですよね・・・”とまったく乗り気でない。そうか。雨か。たぶんNちゃんもめんどがるだろうなー。相方もあいにく長期出張中だ。まあ、じぶん的にもスネオヘアーとBEGINだけ見れればいいので、へたな人を誘って“えー!エグザイル見ないで帰るの!?”とか言われても困る(そんな友達いないけど)とか思案してるうち、考えるのもめんどくなったので、ひとりライブということにした。
行ってみたら、アリーナの最前ブロック。代々木体育館なのに、個人的にはリキッドルームくらいの近さだよ。なのに、隣の席は私の荷物置き場だ。ああ、ごめんなさい。さあ、さっさとスネオとBEGINを見て帰ろう。平井堅もちょっと見たいけど、たぶんトリまではがまんできない気がするの。


最初のアーチストは、予想通り、スネオヘアー。いぇいいぇい。ポールスミスの自前スーツに、なぜかマスク。今度出す新曲から始まって“西高東低”まで、4,5曲?え?もう終わり!?って速さで終了だよ。ありえねー。MCでは
「えー・・・僕がこのイベントに出るって発表になる前にチケットは完売してました。つまり全員知らない人です。」と人見知りトーク。そうだね、周りの人はみんなスネオ知らない感じだったね。でもけっこう掴んでたと思うよ、歌でもトークでも。スネオ目当ての人間としては、もう少し聞きたかった。けど貰ったチケットだ。文句は言うまい。
さて、次はMINMI。顔見るのも曲聴くのも初めてのような気がする。小粒なミーシャって感じ?バックダンサーも、コーラスの姉ちゃんも(MINMIよか私のほうがイケてるわよ!)と思ってる風だったが、MINMIのほうが、ビールおごってくれそうな顔してた。そんなところが人気の秘密か?でも2曲めで「成功をイメージすれば、絶対に夢はかなうの。みんなイメージして!ステップアップしよう!!」つって、♪ステップ!ステップ〜って歌いながら、足踏みダンスを始めたときには、えも言われぬいたたまれぬ感覚に襲われ、トイレへ。だってさ、もうこのトシになると、成功とかイメージできないんだよ(^_^;許してくれよ。ついでにカフェテリアへ行っておにぎり食べた。ふぅ。


さあ、もう何も怖くないわ。できれば次はBEGINがいいけど、中島美嘉でもよくってよ!と腰を据えたところで、三番バッターは、なんと平井堅。ちょっと嬉しいぞ。ウッドベースに、ピアノ、パーカッション、アコギのシンプルな編成に、あの声で歌うわけです。うまいね。聞き惚れるね。高音部に行くとき、目をつぶってアゴをあげるのと同時に右手が上にあがる。これが高音部へのギアか。カラオケで平井堅を歌う人はマネしてみるといいと思った。とにかくすごい人気。歌もうまいが、喋りもハンパなくうまい。いちいち爆笑の渦ですよ。セカチューの歌のあと、新曲で締めて終わり。関係ないけど、平井堅のシャドウに落ちた横顔はちょっぴり室伏に似ていた。
予想以上に平井堅で満足したその後は、BEGIN。理想の香盤です。三線持って、一曲めは“島人の宝”(だっけ?ほら、紅白で歌ったやつ)。いや、いいね。沖縄のともだちとしゃべりがそっくりだー(あたりまえか)。沖縄ダンスの即席講義を受けて、踊った踊った。ラストは名曲“涙そうそう”泣けました。
ここまでで4アーチスト、3時間と20分。 セットチェンジの間のナビゲーターのトークとか、アーチストのインタビューとかの時間が長くて、ライブじたいはちょっと物足りなかったけれど、もう思い残すことはないので、そこで帰った。