COUNT DOWN JAPAN@幕張メッセ

クルマでぶぶっと幕張へ向かったら、予想以上に道がすいてて(さすが年末)開場前に着いてしまった。天気はいいが、めっちゃさぶい。中入ってタイムテーブルを見ると、悩んだだけあって、日頃ワンマンでライブ行ってるメンツが二列にずらりと並んでる。なんと贅沢な。クロークに荷物預けたりなんだりしてたらあっという間に開演10分前。その時点でクロークは長蛇の列で入場制限までかかってた。これじゃトップバッターのハスキンにお客さんが来られないじゃないのー。ぷんぷん。と思ってだだっ広い会場を走ってアースステージへ。会場がとにかく広くて移動だけでたいへんよ。
さて、13時からHUSKING BEEスタート。トップバッターとあって渋谷陽一が開会の挨拶がてらバンド紹介。“自称・アイドルになりきれないアイドルバンド”と紹介されてた。さすが、世界をうならすコユキのバンドだよ(笑)。曲目はかなり懐かしい曲と最近の曲といいバランスで。個人的には『ロバの口真似』が聴けてうれしかったな。最新アルバム『バリアンダンテ』が出たばかりの春先は、どうしても古い曲のほうが盛り上がっていたけれど、きょうは『バリアンダンテ』の曲でもすごく盛り上がっていたのが感慨深い年の瀬でした。40分ほどで終了。

variandante

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きょうは見たいバンドばかりで、意外とグダグダするヒマがない。現地で合流したSちゃん、Cちゃんとあわてて腹ごしらえ。肉野菜丼&ビールうまー。でもきょうはクルマなので、これで酒は終了だ。つっても早くも2杯目だったんだけどね(^_^;。


続いてメインステージではZAZENなのだが、アヒト最後の日とわかっていながら、私はギャラクシーステージのTHE COLLECTORSへ。だってみんながZAZENに行っちゃったら加藤さんがかわいそう。ってのは嘘で、いま私のなかではなぜかコレクターズブームなの。だって40過ぎてアレはカッコいいわよ。4人ともBRIOの表紙に出したいくらいだわよ。14時15分スタートでも、早起きがつらかったらしい。開演前こっそりステージ脇で見てたら客が少なくて“早起きなんかしなきゃよかった”と思ったとか(結局開演時間にはけっこう人来てた)。かなり古い曲と来年出る新曲をおりまぜつつ、ラストが♪世界を止めてで、大感激。45分くらいで終了。


セットチェンジの間にグッズコーナーをぶらぶら。ハスキンのコーナーに“DON DON FAT BOY FACE OFF”ってでっかく書いたTシャツがあって、それ売ってるテントの後ろにDON DON(平林)さん本人が(笑)。めっちゃ欲しかったんだが、ちょうどいいサイズがなくて断念。残念。
ポラリスを一曲だけ聴いてからバインに移動しようと、セッティング待ちをしてたらid:MaxCoffeeくんとバッタリ会う。いぇーい。私たちさー人混みの中でもちゃんと会える磁石がお互いに備わってんのかなー?(某ぶつ?さんとはまたもやニアミス!残念)。MaxCoffeeくんに“軽井沢夫人”の称号をいただいた。日記見てくれててありがとう。光栄だわ、ちょっとエロい称号だけど。結局セットチェンジが押して、ポラリス見れぬままにアースステージへ移動。


ひさしぶりのGRAPEVINEです。かつては沖縄まで見に行ったこともあるのに、なんだかんだ言って今年は初めてなんじゃないかな?いたいた、ジョンブリのベースくん。しばらく見ぬ間に横揺れ度が増したような。田中氏の前髪、うっとくないのかな?とか思ってるうちに終了。走ってMOON STAGEにNOTALIN(遠藤ミチロウGと、ドラム、チェロの三人ユニット)見に行く。通りすがりのDJブースでコータローさん&古里さん(コレクターズ)がweezerかけて盛り上がっており、それにもかなり惹かれたんだけど、ミチロウも見たいのよ。結局、NOTALINは2曲しか聴けなかったけれど、壮絶にかっこよかったよ。ミチロウ、としとらないねー。ラストが♪父よ、あなたはえらかった…で、ギターの弦切れまくってた。途中でギター替えてもまた切れてた。チェロの坂本さんも狂い弾き。そのうえ電ノコで火花散らしまくってた。火花系のライブなんて、80年代にノイバウテン見て以来だよ。若いひとたちも、サンボを聴いてうちふるえる感受性があるのなら、ミチロウの叫びを聴くべしと思った。


さて、ギャラクシーステージが20分ほど押してるようで、全体のスケジュールが微妙にずれてきた。こばらがすいてきたので、Sちゃん、Cちゃんと再び合流して、みなと屋のハム食べた。おいしいねこれ。ロックインジャパン名物らしいですね。ビール飲みたくなったけど、うーん、がまんがまん。お次はスネオヘアー。スネオの新譜『フォーク』の最後の曲は、かなりパンキッシュで新境地と思ったんだけど、いきなりその曲から始まった。トーク的にはダウナーな感じから始まったんだけど、やっぱ炸裂してましたね。来年から“カナシミ”って名前に改名するって言ってたよ(笑)。そういえば彼は新潟出身。地震とか影響なかったのかな?心配です。スネオ終わって、ひとめACID MANを見ようとアースに走った(遠いよ)。なんか聴いたことある曲演ってた。初めて見るんだけど、売れてるの分かる感じだなあ。ちゃんとCD聴こうと思った。2曲だけ聴いて、ギャラクシーのイースタンへ。


イースタンもね、なんだかんだ言ってけっこう久しぶりなんだよね。いやもうホント、イースタンのリズム隊は最高だ。タモさん、二宮さんありがとう。今宵、ゆらゆらが見れなかったカナシミを、埋めるに足るカタルシスがあったよ。気持ちよかったー。来年はまたもっとイースタン行こう。


さて、イースタンを最後まで見てしまったので100sには遅刻のはずだったんだけど、アースステージも押してて、頭から間に合ってしまいました
で、中村くんなんだけど、いきなりマイク持って、飛び跳ねてステージ中央に現れたのでビックリしたー。ええー。あれが、あの中村くん??中村くんのライブを見るのは、彼が初めてライブをやったときらへん以来なので、その間どんな変遷があったのかわからないんだけども。人間って変われるもんなんだねー(笑)。100sの中村くんは終始、マイクひとつ。ハンドマイクを持ってあちこち動き回り、時にはスタンドマイクにぶらさがり。そうか、あなたは歌手になったのね!という風情。♪わんつーすりー!とかも歌ってたけどね。いやとにかくびっくりした。途中で休憩エリアに移動。リクライニングシートに寝転がって聴きながら、ときどきスクリーンを眺める。いやー。でもやっぱいい曲つくるね。でもあの動きは・・・(^_^;。


最後は、くるり。5人とも、グレーのパンツに、白シャツ、ネクタイといういでたち。しかもなんか岸田くん顔変わった?と思ったら、コンタクトだった(メガネなくしたらしい)。2曲目の『ワールズ・エンド・スーパーノヴァ』が延々20分。いやー壮大。踊った踊った。デビューのときから、どんどん変わってすごいとこに来ちゃったね、くるりは。他にないよなーこんなバンド。これからもどうなっていくかすごい楽しみです。「ステージから見るとすごい人がおおぜいいて、“おこし”みたいだ」だって。カウントダウジャパンのオフィシャルサイトを見ると、アンコールに『東京』をやったらしいけれど、クロークの行列がこわかったので、アンコールは聴かずにYO-KING見てたSちゃんらと合流。YO-KINGはバックがサンボで、YO-KINGというよりサンボのライブみたいだったとか。


いやはや楽しかったけどくたびれたよ。SちゃんとCちゃんは、明日もメッセだそうで。カウントダウンの時間帯は、キヨシロー、サンボマスタービークル・・・の三つのステージがあるんだけれど、どこで過ごすべきか?を相談していた。わたし的には“ビークルで、下品なコールをしながら新年を迎える”のをおすすめしたいわ。そんな話をしながら、すいてる高速を爆走。二人を新宿でおろして23時半帰宅した。私はこれでライブ納め。明日は相方の実家に帰省です。みなさんお疲れさまでしたー。