アラバキロックフェスティバル05(長いっ!)

目が覚めたら8時半。おろろん!これじゃあ10時のスタートに間に合わないYO!
いそいで出発。外はカラリと晴れ。あたたかい。うーん夏フェス先取り気分。
最寄りの多賀城駅に着いたらすでに10時。まずいね。ええい必殺駅前タクシーだ。
運転手さんは既に会場まで何往復もしてるのだろう。「港のほう?アクセルのほう?どっち?」「あらばきってどういう意味かね?」「へぇーアラバキってバンドがいるのかと思ったよー」「グループサウンズみたいなもんかね?おっちゃんにはわからんけど」わずか10分の間にけっこう濃い会話。
運転手さんがアクセルに横付けしてくれたおかげで、まだ椿屋終わってなかった。会場入るのに並ばされて、外で2曲漏れ聴く。ようやく中に入れたときには最後の一曲『小春日和』だった。でも歌う姿が見れてよかった。いい歌声だったです。このひとは自分の歌のうまさを自覚して曲つくってんじゃないかと思ったです。


そんな感じで始まりましたアラバキロックフェス。とりあえず屋内のアクセルから、でっかいステージが四つある港のほうへ歩いてみる。これが……遠い!!うーん、アクセルと行ったり来たりする気力がこれは失せるわ…。すでにスクービーのために戻るのはあきらめ気分だ(^_^;とにかく暑い。が、油断して帽子を忘れた。あわてて物販でKOOLOGIタオルを買って頭に巻く(でないと死む)。物販は麗蘭のトレーナーがサイケでかっちよかったんだけど、あまりの暑さに買う気力湧かず。


まずはハタハタステージで、THE BACK HORNを見た。かなりの盛り上がり。がんばってるねー。それからビール買って、牛タンまんじゅう買って、多賀城ステージ11時10分からのMONGOL800へ。ひさしぶりー。のっけから『あなたに』で、30分くらい。ホントにマイペースな人たちね。でも元気そう。見終わって相方はアクセルへスクービー見に行っちゃったが、私は沖縄チームの人たちと再会。なつかしトーク&近況報告などしあってるうちに、あっという間に1時間!儀間くんはもんぱち専念するためにスカイメイツやめちゃったんだってね。知らなかった。しゃべってる脇を素でアベフトシが通りすぎた。きゃー。細長っ。カラダの六割が脚だ…。目のパースが狂った。はっと気づくとスクービーも、ピーズも、そかべも終わってる…(汗)。


時刻はすでに13時。ピロウズ一曲聴いて、いちばん奧のアラハバキステージへACIDMAN見に行く。すごい埃と暑さ。なのに、こっちのステージには飲み物を買う場所もない。これは死活問題では…?草っぱらに座って遠くから盛り上がりを眺める。キモチイイ。けど、のどカラカラ。ビール買いに戻ったが泡ばっかのビールでがっくり。こりゃひどいわん。


13時35分〜隣のeastern youthへ。すごい砂煙なわけだが、これは歌うひとは大変なものらしい。イースタン見てる途中で、ようやくSYちゃんと合流できる。「6曲やります」と冒頭に宣言。「時間がないので喋りません」つってた割には喋ってたぞ。♪なんべんだって、やり直す〜〜って吉野さんの歌声に、なんべんもやり直しさせられているコンペ作業のことを思い出し、ちょっと泣いた。住職、助けてくだせえ。
イースタン終わって隣のアラハバキに戻り、KOOLOGI。思ったより人少ない。いやしかししびれた。踊れるよこれは!アキオ氏のうなり声しぶっ(アキオ派なもんで(^^;)。が、黒ずくめに坊主のアキオは、どっから見てもテキ屋の兄ちゃんだな。アベさんのギターっぷりとウッドベースのコンビネーションもステキでした。
こおろぎ途中で抜けて、銀杏ボーイズ。黒いパンツに上半身ハダカ、真っ黒な長髪をなびかせる峯田くん。一瞬いぎーぽっぷに見えるが、やがて、半ケツ出したあたりから江頭2:50にしか見えなくなる。最初はイスに座ってアコギで『人間』。隣のステージのKOOLOGIの爆音が風に流れてきて「曲順間違えたなぁ〜」とぼやく。が、他の3人が入ったあたりからこっちも爆発。白昼屋外の銀杏は壮絶だわ。砂煙がドラマチックに見えるもの。『人間』『Skool Kill』『日本発狂』三曲ですでに30分超。やばい、ROSSOが始まっちゃう!急いで隣のアラハバキに戻る。
ROSSOはやっぱかっちよかったですよ。心なしかイマイ氏のギターの音がちっさかった気がするけど、でもイイよイマイさん。40分ほど。一緒に見てたSYちゃんも、東京帰ったらROSSO買うって。うはうは。ROSSO仲間がふえた。


さて、ここからが問題です。大西ユカリも見たいけど、バインも見たいのよ。とりあえずメシ食いに津軽、ハタハタステージのほうへ行く。津軽ステージではエレカシが『悲しみの果て』を演っていた。Nちゃんが言っていた白シャツ派というジャンルを思い出す。
ようやくメシ屋の行列も短くなってたので16時すぎてようやく昼御飯。利久の牛タン丼と、牛タンつくねを相方とわけっこする。そしてビール。どこまで牛タン食えば済むのだ?そして相方は大西ユカリと新世界(これがおもろかったらしいよ〜)を見にいちばん奧のステージへ戻って行ったが、私はGRAPEVINEへ。バイン、よくも悪くも変わらないな。ジョンブリのベースくんが思わぬ存在感を発揮していた。夏にアルバム出るそうで。楽しみっす。
バイン後、SYちゃんと合流して、いちどアクセルへ行こうよと歩き出す。めざすはLOST IN TIME。てくてくてくてく。とおいー。やっと着いたと思ったら、入場制限で入れねーよ。かっくん。すげー人気なのねぇ。ええい、とりあえずビールだ!ラストの新曲がとてもいい感じだったらしいのだが、聴けなかった。残念。そのままアクセル入って、ジャパハリネット(2年ぶりくらいか?)見る。彼ら松山からクルマで15時間かけて来たそうですが、何のために来たかというと、グループたましい見に来たそうです(笑)。見れてよかった!!だってさ。でも来年は港のほうで砂埃にまみれて歌いたいって。正直者ね。リーゼントに坊主が2名。濃いキャラのバンドだわ。みんな大合唱してた。熱いのぅ。30分ほどで終了。


外に出るとまっくら。気づくと寒いくらいだ。さぁハイロウズ見に行こう。…と思ったのだけど、アクセルからいちばん奧のステージまでは遠いいなぁ…。もうねー足がだるだるよ。ゲートのあたりで相方と合流。ハイロウズ行く?どうする?とかゆってるうちに、まぁいいか、仙台戻って牛タン食うか(ってまたかよ!)って話になって、ときは19時、ハイロウズとキヨシローを残したまま、駅へと引き返してしまひました。いやもうお腹いっぱいだったんすよ。ってか個人的にはROSSOがトリでしたから(^_^;


アラバキは、規模の割に運営は「?」ってとこが多かった。簡易トイレの紙があっという間になかったり、ニオイがステージまで漂って来たり(ハタハタステージねー汗)、ゴミ箱少なかったり、飲み物買うところが少なかったり昼に早くも売り切れてたり(これだけ暑いと死活問題)、アクセルの客の出し入れが相変わらずへたくそだったり…。でもそのすべてをバンドがカバーしてた。どのバンドもあと2曲くらい多くできる時間割だともっとよかったなー。いやしかし、久しぶりにおひさまのしたをたくさん歩いて、いっぱい音楽聴けて、気持ちよくくたびれさせてもらいましたわ。