バッファロー・ドーターvsゆらゆら帝国@恵比寿リキッド

夜、19時までに恵比寿に行くことだけを考えて、すべての予定をやりくりした一日。
ひとりでチケを取り、ひとりで出かけたら、ロビーに会社の後輩H島くんがいた。
ここんとこいつもゆら帝ライブで顔合わせるね。ビール飲みながらちょっとおしゃべり。一緒に仕事したことは一度もないんだけれど、こんなことが2年も続くと“H島くん=いいヤツ”ってアタマのなかで勝手に分類されちゃうよ。
さて、意外とあっさりチケットが取れてしまい拍子抜けした本日のライブ。
開演時刻の19時を15分ほど過ぎたところで、最初に出てきたのはバッファロー・ドーター
とにかくカッコイイですよ。曲名とか全然わかんないんだけど、一曲めは大野さんもベース弾いてて、かなり生音っぽい感じで始まった。続いて新曲(だったかな?)ドラムの音がバスバスッと響いてかっちいいなーと思っていたら“9年ぶりに帰ってきた小川チカです”と紹介されてた。初期メンバーなのね?
生音っぽかったのは最初のほうだけで、じょじょに電子で脳が飛ぶ系に。
前半と後半の間のMCでgのシュガーさんが
「みんなゆらゆら帝国のファン、ですよね?…私もファンです」と言いつつ
「女の子が多いですね」と。ステージから見たら最前列はびっしり女の子だったらしい。
全体で見たら男子のほうがだんぜん多かったと思うんだけども。
「ほら最前列…かぶりつき…っていうの?坂本くんが見たい!って感じ?」
と前列の女子に問いかけつつ
「かわいいよねぇ、坂本くん。ふふっ」って、
その喋りのあまりのおばちゃんくささに、おもいっきり親近感(笑)。
後半戦はどんどん加速。ムーグ先生の雄叫びも麗しく、とても気持ちよく踊らせてもらった。
およそ1時間で終了。終わってずいぶん人が引いたりもしたので、バッファロー・ドーターのファンも多かったと思いますよ、シュガーさん。


そして20時半すぎから、ゆらゆら帝国
野音では湿気のせいか音が湿っていたような気がしたけれど(まあ野外は音質は仕方ないよね、風で流れるし)今日はもうギターもベースもくっきり!いい音。
えーと、曲順は忘れました(笑)。ゴロンとした感じで始まって(意味不明)3曲目くらいに『アーモンドのチョコレート』を演ったのが、おっ!久しぶり!という感じ。まんなかへんまでに『はて人間は?』『2005年世界旅行』なんかを演ってしまって、終わりのほうで『ドックンドール』。そのへんまではね、“あー、ひょっとして今年のゆら帝はこれで見納めなのかなぁ?年末ライブやるのかなぁ”なんて、ちょっとしみじみしながら見ている余裕があったんだけどもね。ラストスパートで、これまた久しぶりの『午前3時のファズギター』ですよ。もうね、ファズ踏む寸前の一瞬の空白で、あまりにコーフンして失神するかと思ったよ(^^;。
かつて慎太郎のギタープレイを“感電している爬虫類のよう』と評したのはロッキンオンの誰かだったと思うんだけど、今日も思いっきり感電してました。さらに『〜ファズギター』の曲終わりから『3×3×3』に乗りかわるところなどは、さながら壮大なオペラのよう。ふと見ると客席のみんなも感電したみたいになってた。私もトーゼン、脳天まっしろになって踊っており、しみじみ気分はぶっとンでた。あーー。
全部終わったのが22時。本当に、すてきな組み合わせのライブだったなぁ!