同期ランチ

同期女子のなかで初めての管理職が誕生したので、お祝いのランチ会。
結婚、出産など、何かお祝い事があると集まってご飯を食べ、プレゼントを贈るのが同期女子の慣例なのだけれど、いつも幹事になって仕切ってくれるAちゃん(独身)が、ついに祝われる側になったわけだ。某ホテル内のきれいな日本料理店にて10名で懐石ランチ。ゆら帝Tにスニーカーで行ってごめんなさい(^^;。
ただいま育児休暇を取っているB子ちゃんも、子供を預けて駆けつけた。
主役のAちゃんとB子ちゃんのふたりが少し遅れてやってくるまでの間、
“Aちゃんの昇進が、B子ちゃんの育児休暇中でホントよかったよ”と、誰かが言っていた。
ふたりは同じ部署で働いており、オジサンたちは勝手にふたりを“ライバル”に見立てて面白がってたんだそう。まぁ、どっちもバリバリだからねぇ。でも、めいわくな話ね。
ひさしぶりに会うB子ちゃんは、すらりとした細身の美人ながらに、胸だけがたいへんグラマーになっていた。さすが授乳中だよ。管理職になったAちゃんは“みなさんの期待より(昇格が)遅かったかもしれませんが〜”とシラっと挨拶。こっちもさすがだよ。所信表明演説をしてもらうにも、みんなが口々に茶々を入れるので話が先に進まない。かしましいとはこのことだ。
就職して十ウン年。母になるひと、独身にもどる人、えらくなる人、辞めちゃった人、ココロを病んでる人、みんないろいろ。でもとりあえずきょうあつまったみんなは元気。
入社したての頃に十年後の話をしたら“えー、cocoachocoちゃん、十年後も会社にいるつもりー?”と言った子も、ぜんぜん辞める気配などなく、子育てしながら働いているし。みんなたくましいよ。


B子ちゃんから赤ちゃんの写真を見せてもらった。かわええ。
見たことのない女性が抱っこしている写真があったので、
“この人だれ?”って聞いたら
“○○社の社長の奥さん”って答えが返ってきた。
別に私は肩書きが聞きたかったわけではなく…“ともだちよ”とか“姉よ”とか、関係を知りたかったわけで…。
その瞬間、やっぱりAちゃんの昇進はB子ちゃんの育休中でよかったのかもなと、ちょっと思った。