リアル・サバイバー

終戦の29年後にルバング島から帰還した小野田さんのドキュメントをテレビで見た。
帰国後、ブラジルに移民し、そこで牧場を営むようになったいきさつ、自らの人生を振り返っての思いなどなど。
国や時代を恨まず“自分は生きて帰れたのだから働けばいいのだ”と、サバイバル生活で身につけた知恵を牧場開拓に活かす逞しさ、そして誰にも何も求めない潔さ。さすが真のサバイバーだよ。83歳にして今なお背筋がピンと伸びていて健康な姿はまぶしかった。たとえば自分がゼロの状態に置かれたとして、どうやって生きていけるだろう?いろんなことを誰かや何かのせいにして生きてちゃダメだなぁ。小野田さん、かっこいい。