Jason Mraz〜ジェイソンのオタク祭り@恵比寿リキッドルーム


“ジェイソンのオタク祭り”ってタイトル、いったい誰がつけたんだよ!と思ってたら、ジェイソン本人“萌え”ジャージで登場。そして、開口一番「ジェイソンノオタクマツリヘ、ヨウコソー!」って、ありゃまー本人ノリノリですよ。想像はしてたけど、ジェイソンちっせー。登場しただけで、会場からはキャーッと黄色い声援。なのにガイジン客はジジババ率が高い。ちょいと不思議な客構成です。
しかしライブはすごかった!!CDでは耳にやさしかったスモーキーボイスが、ライブではさらに伸びる伸びる。艶っぽいうえに、バカ声量。しかも音域広いね〜。アルバムでは女子とかけあってる女子のパートまでじぶんで歌うかオイ!(笑)こんなに歌える人をひさしぶりに見たよ。
ロボットダンスしながら、速射砲のようにコトバを繰り出し、くるっとターンすれば背中に“萌え”の字。“ナマムギナマゴメナマタマゴー!”って早口コトバも歌い込むし。シャレと茶目っけたっぷりのパフォーマンスの合間に、あのキラーチューンだもの。ジェイソンすげー。とにかくすげー。なんだかアメリカ映画に出てくる、学園祭のヒーローを見てるみたい。虚弱体質のイジメられっ子が、ギターを持って歌いだしたら突然、人気者!みたいなね(^^;
『Life is wonderful』から始まって、アンコール3曲含めてぴったり2時間。最後ジェイソンは“オツカレサマー!”とみんなに手をふり、バンドメンバーとセットリストを紙飛行機にして会場に飛ばして去って行った。胸キュンソングに泣かされながら、乾いたギターで踊って踊って、とにかく楽しかったー。こんな人もいるなんて、アメリカって広いんだなー。かなわねーなーと思いましたよ(^^;。ジェイソンは、小さな巨人です。