哀しい酒

作業があれこれ詰まってて、はっと気づいたら22時すぎ。
ようやく解放されて、同僚のmちゃんと麻布あたりで晩御飯でも食べて帰るかー。
と、移動し始めたとき、弟からケータイメールが。
おおっ!と、飲みのお誘いですよ。
こっちこそキミと飲みたいと思っていたのだよ!ふんがー。
同僚と食事したあと、家の近所の居酒屋で合流する約束をした。
約束の居酒屋は到着と同時にカンバンになってしまったので、
二軒目のバーに移動して、再び乾杯。
すでに私も食事中からかなり飲んでおり、弟もかなり酔っている状態で
先日駅のホームで見かけた様子を再現しつつ告白する。
“あー。それねー”と弟。“やっぱ別れようかと思ってさー”。
えっ。だってラブラブに見えたぞ。
“いやまだ相手に言ってないんだよ”って、
おのろけを聞いてからかう予定が、いきなり話は哀しい方向に。
あたしはそんな哀しいハナシを聞きたかったわけじゃないんだけどなー(^^;。
ハタから見てどんなにラブく見えるカップルでも、
どんな愛憎がうずまいているかわからないもんだね。
いつのまにか2人でワインをがぶがぶ、午前2時まで。
結局、1万円ぶん酒をおごらされて帰った。なんでそうなる。