箱根温泉旅

記念日に旅行に行こう!なんて滅多に考えないことをやってきました。
土曜日の昼過ぎにクルマで東京を出発。往路はひたすら相方選曲のジェフベックやらビートルズやらのCDを聴き、相方の70年代ロック講義を拝聴しながら箱根へ。いや〜この講義、毎週受けたらロック検定受かるかもな〜(90年代以降がすっぽり抜けてんだけどね)。
途中、箱根富士屋ホテルで、特製ハヤシライスのランチ。土曜の富士屋ホテルはご婚礼披露宴ラッシュで、ふと見たらウチの実家の父の姓と母の旧姓との名前が並んだご両家“ご婚礼披露宴”の看板が出てた。思わず写メ撮って母に送ったすよ。そしたらすぐに
「珍しいね。きっと40年後も明るく平和な夫婦になるでしょう」という返信が来た。おやまあ、ご馳走さまですわ(^^;。
さて、今宵の宿は、憧れの強羅花壇。Relais et chateauxの温泉宿ですよ。二間続きの和室は、新しい畳の匂い。聞けば年に一度は必ず一週間ほど閉館して、ぜんぶ畳を替えたり、あちこち手を入れるんだとか。どうりで新築の香りなわけですね。そして、プライベートなお庭にはテラスと露天風呂。寝ても醒めても食っても、そのままお部屋から露天風呂にちゃぽん。24時間、入り放題っすよ。

お部屋でいただく懐石料理の晩ご飯も、やたら品数の多い朝御飯も、目にも舌にもたいへん美味。お料理の器も毎年たくさん入れ替えるんだそう。リピーターを退屈させないようにできてるんですね。お部屋付きの仲居さんも距離感程良く、気配りのきいた明るい人で、サービス業にやたら厳しい相方も、終始上機嫌。うーん、サービスってこういうことなんだなあ・・・を学んで来ました。帰りがけには宿の人が記念写真を撮って、フォトフレームに入れてプレゼントしてくれた。記念日とか、お祝いで利用するお客さんにはそういうサービスをしているとのこと。すべてにおいて、高いだけのことはありましたよ。


日曜日は11時にチェックアウトして、熱海方面へドライブ。
海沿いで鮪丼食べて、のんびり帰京しました。
急いで帰ってくれば、ゆら@野音に間に合わないこともなかったのだけれど、そのもくろみは
“たまの贅沢旅なんだからのんびりしようぜ”の相方のひとことで却下に。ちっ。
ま、馴れない贅沢を計画するとそーいうことになる。ってことですかねー。