フリマびより

年末に大掃除しながら振り分けた不要品をスーツケースに詰め込み、おにぎりと水筒をかついで駒沢公園のフリマに参加してきた。
大きなスーツケースと中くらいのキャリーケースにパンパンに衣類や雑貨を詰め込んでゴロゴロ引っ張りながら“帰りもこの重さだったらヤダね”と言いつつ相方と朝8時に駒沢公園へ。冬のフリマゆえ寒さは覚悟していたのだけれど、風もなくて、暑いくらいのフリマびより。相方はPOP描きに熱中し、お客さんが“POPうまいですねー”と声をかけてくれるたびにモノが売れる以上の喜びを感じていたようだ。

隣では、かわいいハーフの小学生を連れたお母さんたちが出店していて、おもちゃや子供服、赤ちゃんの靴にものすごく人が集まっていた。ちっちゃな靴自体もかわいいんだけど、こんなかわいい女の子たちが履いてた靴ならますますかわいく見えるよなー。こどもたちの呼び込みもかわいいんだなこれが。
そんなお隣りさんに比べれば地味な私たちではありましたが、まあ、もともとお金を稼ぐのが目的ではなく不要品をゴミにしたくないだけなので、ハンドタオルなどは未使用でも10円で投げ売りし、化粧品類もバンバンおまけ。駒沢公園だけにスケボー兄ちゃんが「魂感じるっす」と言ってカンボジアで買った地雷注意Tシャツを買ってくれたり、おじいさんが「いいなあ、サイズが合わなくても飾っておくよ」と言ってシュワルツネッガーの“GOVERNATOR”Tシャツを買ってくれたり。お客さんとのやりとりも楽しみながら、終了時刻の午後3時にはほとんどが売れて、軽くなったスーツをころがしバスに乗って充実感たっぷりに駒沢公園をあとにした。また売ろう。売って売って家を軽くしよう。