老け顔の勝利?

その後、教授の退官記念パーティ会場まで同級生と3人で向かう。道すがらみんなの近況バナシで盛り上がったのだが、恐ろしいことに、私はほとんどの人のことを忘れていた(^_^;「○○くんはいま…」と言われても“○○くん…どんな人だったっけ…??(^_^; ”という感じ。実はその場にいた男の子の名前も自力で思い出せなかったていたらく(顔は覚えていたんだが)。ほんの10人くらいのゼミだったのに(^_^;話しているうちに“あ・・・いたいたそんな人”と徐々に思い出したんだけれど、友達甲斐のなさがばれてしまったわ。いやー、あの頃、わたし何考えて生きてたんだろーなー(^_^;最近、人の名前が覚えられなくて悩んでたが、昔の記憶も失っていたとは…。がっくし。
パーティは200人くらいOBが集まって大盛況だった。そんなアホなわたしでも“きみ△△さんだよね”と、当時ゼミ旅行で一度ご一緒しただけの大学院の先輩が声をかけてくださったりして感激。院に残った諸先輩方はもはや各大学の助教授や講師になっていた。そして当時、とても若者とは思えぬ風体だった老け顔の院生たち(現助教授群)は、その老け顔がちょうどよい年齢になっており、ファッションセンスが問われないスーツを着用していたせいもあって、当時の20倍くらい格好良く見えた。人それぞれ旬な年齢というのがちがうのね、きっと。たとえば結婚するなら、トシ取ってから格好いいほうがいいね。そういう人を、若いときに見抜くのは難しいけれど。
仕事では滅多に会わないタイプの人々に囲まれて、ひじょーに居づらかったのだが、いろんな方々のスピーチを楽しく聴いて、とても刺激的ではあった。20時半終了。急いで仕事場に戻って打ち合わせ。