CLUB QUE10周年

仕事はきょうはそこそこ。で、どしゃぶりのなか下北沢へ。ファーストキッチンに“うどん”があると初めて知った。なんかコンビニで売ってるようなうどんだったけどね。ファーストキッチン、コンビニ化してるね。
さて、きょうのメンツは、ワタナベイビー、マモル&THE DAVIES、うつみようこ&YOCOLOCO BAND。しぶい。ってか、シニアな組み合わせですね。
ベイビーはいきなり『スマイル』(私がカラオケでよく歌う)から始まり“旧旧旧新旧旧旧新・・・”という曲構成(ご本人談)で進行。シンプルな3ピースで、ところどころ“伴奏をやりながらリードも弾きたいんだなあ・・・という感じで中途半端になってしまうギタープレイ”(本人談)を披露。でも『ベビーソング』のギターかっこよかったよ。そして、バラードがすごくよかった。この人はさりげなくすごいメロディメーカーなのだなと思った。なんかだんだん存在感がキヨシローに似てきた気がした。そして、喋ってるときのあの声が歌うとなぜああなるか、その仕組みはきょうも謎だった。
で、2番バッターは、マモル&THE DAVIES。最後に見たのが2年くらい前(イワジーセンパイEX デキシーがいた頃)なので、新しいメンバーはどんな感じなのかな?と興味しんしんだったのだけれど、新生THE DAVIESは、こりゃまたシンプルに、パーカッションとベースの二人きりでしたよ。その二人がマモルくんの両脇におとなしく座っている。昔の曲も全部新アレンジで、なんかすごく綺麗にまとまった感じ。ロケンローで、ブルージーなんだが、アホっぽさが抜けたね。相方は“マモル枯れたな”と言った。うーん。私は意外と好きだけどね。グレリチの頃から長くウォッチしているせいもあるけど、なんかマモルくんが下北沢で演奏してるってだけで、ちょっと安心するんだよね。このままおじいさんになっても下北沢でロケンローしてて欲しいと思った10周年の夜でした。
そしてラストは、うつみようこ&YOCOLOCO BAND。CDは聴いていてかっちょいい!とは思っていたけれど、いやはやライブがこんなかっちょいいとは思いませんでした。世に歌姫は数いれど、私にとってのナンバーワンはようこ姐さんだ。そしてまたYOCOLOCOのみなさんのプレイがうまいうまい!なんだようまいだけじゃん・・・ってバンドも世の中にはたくさんいるけれど、このひとたちは、うまいってことが気持ちいい!って実感させてくれる。でもってうれしそうにベースを弾くおさるさん(a.k.a.フラカンマエカワ)にもう釘付けですよ。音楽を全身で楽しんでるひとは、しあわせをばらまいてるに等しいね。とにかく気持ちよかった!
YOCOLOCOが始まるときに、フロアで偶然、古いともだちでライターのEさんと、1年半ぶりに再会。彼女は昨日もYOCOLOCO見たそうだ。昨日はキーボードの奧野氏抜きのステージで、そのぶん(?)シンプルでストレートなパンクっぽくて、それもかっこよかったそうだ。ステージでも奧野氏が“昨日のライブよかったらしいね”とひがんでいた。もっともっとライブを見たいバンドだけれど、みなさん忙しいらしく、今年は今日が最後のライブだそう。残念。来年はもっと見たいな。相方は最後まで、ロコモコバンドってゆってたけど。


余談だけれど、かねてから再会したいと思っている、とある女性の噂をEさんから聞いた。だんだん近づいてきたな。再会の日も近いような気がする。ちなみにEさんも朝霧ジャム行くとのこと。朝霧で会いましょうと約束して別れる。
さらにライブ終了後K氏(フジロックで、ハスキンのサインをもらうときに助けてくれた)を見かけたのであいさつ。3日のスクービーのイベントに誘ってくれたけど“朝霧に行くんですよー”と言ったら”“まさかファットボーイスリムが出るって噂を信じて券買っちゃったんじゃないでしょうね?”と心配してくれた。あー。そういう噂あったみたいね。だいじょぶ。うちらが信じてたのはロスロボスだけだから(笑)。