モーターサイクル・ダイアリーズ

思ったより早く仕事が終わったので恵比寿ガーデンシネマへ『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見に行った。
19時の回は早くに満席になってしまったので、21時25分からのレイトショーのチケットを買う。それまで中庭のエリオズカフェでビール飲みながら、サラダやリゾットを食べて時間つぶし。うー。食べ過ぎ。でもおいしかったよ、魚介のリゾット。
さて、映画。
やられました・・・(いい意味で)。最後のほうなんかもぉね、ちょっとうちひしがれたわ。まだ医学生だった若き日のチェ・ゲバラが、友人とふたりで南米大陸を縦断するロードムービーなんですが。自分に正直でいるのは難しいけれど、自分に正直な人はかっこいいね。そして、主演のガエル・ガルシア・ベルナルのかっこよさと来たらもう、反則でしょう(^_^;南米の風景を切り取る映像もすばらしいです。
前になんかの恋愛小説の解説に“恋をする前と恋をしたあとで、その人間が少しも変わっていない恋愛ほどつまらないものはない”と書いてあって、なるほどなあと思ったことがあるんだけれど、旅も同じだな-と思った。旅から何かを得られる人間でいたいものだわ(ゲバラほどのものは得なくていいけど(^_^;)。
音楽もよかったなあ。南米の音。サントラほしい。