靖幸的純愛道・免許皆伝

ところでこの後輩くん、実はかなりの靖幸ファン。9月末のゼップのとき、会場でばったり会ってしまって(お互い仕事を抜け出して来ていたので)ちょっぴり苦笑いした間柄。作業の合間に、必然的に(?)靖幸バナシになった。岡村ちゃんのどのへんが好きなの?と聞くと、靖幸の歌詞、純愛へのアティテュードに、たまらなく共感してしまうと言う。「やっぱ純愛派なんだ?」と聞くと「もちろんですよ!!」と。
ちなみに彼は中学・高校時代、クラスの女子と一度も話ができず、それでもケッコンしたいくらい好きな女の子がいて(とーぜん彼女とも一度も喋ったことナシ)日々肥大する妄想の世界に生きていたと言う。もちろんその後、大学に進んで就職して、普通に女の子と喋ったりつきあったり合コンしたりしているわけだけれど、その頃の妄想に勝る幸福感にはいまだ出会っていないと断言するのだ。
「だって、僕これまでに経験した人生でいちばん幸せな瞬間って“夢の中”でしたから」
高校時代、好きな女の子といっしょに買い物に行く夢を見て、それが人生の絶頂の瞬間・・・っていう。すげー。高校時代に見た夢を覚えてるってことがまずすごい。オシャレで、見た目もかわいいふつうのイマドキの男の子(どっちかというとモテそう)がそう言うのだ。もし、もしも彼を好きな女の子がいたとしても、ライバル(=彼の妄想体験)はかなり強力だよ。リアルな女の子はそーいうバーチャルな幸福感にどう対抗してったらいいんだろうねー。とか余計な心配してしまいます。靖幸の恋愛も同じような困難を抱えてるんでしょうね、きっと。うむー。


まぁリアルにつきあってたとしても多かれ少なかれ“恋愛ハイ”にちょっとした妄想は付き物だけれど。そこまで持続する妄想エネルギーというのはちょっとうらやましい気もするなあ。女子の場合、醒めた後は思い出に対しても、けっこう冷たいからね(^_^;
ちなみに靖幸的後輩にとって、やっぱり永遠の憧れはハイスクールガールで、ついつい若い娘に目が行ってしまうそうですよ(苦笑)。免許皆伝!