キミにロックンロールを!ROSSO@横浜ブリッツ

6日のチッタの筋肉痛が癒えぬまま、二日酔いには迎え酒、ライブ疲れにはライブ…って感じのブリッツです。
昨年11月にできたばかりの横浜ブリッツ。来るのは初めてです。みなとみらい線・新高島の駅からこんなに近いとは知らなかった。意外と便利ね。かなりギリギリのスペースに建ててるのか、ロビーが狭っ。ステージとフロアはAXぐらいの大きさだったけど、廊下はコインロッカーを張り巡らせるのにいっぱいいっぱいという感じ。でもAXとちがって、場内にロッカーがあるのはうれしい。
開演時刻10分前に到着すると、いきなりNちゃんと出会う。
「ビール売場にくればあなたに会えると思ったのよ」
ええ。たしかに(笑)。Nちゃんが入れてたロッカーにコートを入れさせてもらって、ビール売場に並ぶ。横浜らしい名前のついたオリジナルカクテルがいろいろ。物販のTシャツはデザインがビミョー(^_^;
予定の時刻を10分すぎて、暗闇のなかに4人が登場。いやーもう期待にはちきれそうっす(笑)。ウォーウォーって歓声の男度の高さは、イースタンユースのライブと張るね。
曲順はとうぜん覚えてないが、今日も今日とてしびれたよ。わたしも革ジャン着ようと思った。心に革ジャンをな。(ちなみにチバはGジャンだった)。半分以上目をつぶって聴いた揺れたラリった。『シャロン』から『Chad in hell』と、『惑星にエスカレーター』→『千のタンバリン』の流れはとくにしびれたっす。
MCらしいMCは2回。
一回目は
「横浜…だよね?」(なぜに疑問形?)
「駅が…なくなったべ」
えーとそれは、1年前に東横線桜木町駅がなくなったことを指してるのか?そして、そう言い澱んだまま演奏に突入。中途半端&かなりローカルな話ですな。
そして二回目は
「冬の星ってなに?」(またもや疑問形)
「俺は…アイスランド
質問と答えが呼応してません。が、そう言って『シャロン』に突入。
その他はほとんど息をつく間もないくらいズダダダと演奏して、1時間50分くらい。終わってすぐ客電がつき、音楽が流れたので“あ、アンコールないんだ…”と思って荷物を取りにいったんロッカーへ向かったんだが(アンコールのないゆら帝に慣れすぎてるもんで(^_^;)再び電気が落ちて、アンコール。1曲だけ演って、チバは「ありがとう。またね」と言い放ち、ど真ん中にピックを投げて去って行った。アンコール含めると2時間。いやーけっこうギッチリ堪能したよ。
終わって外出て、“いやーかっこいいねーどうしよーどうしよー”を連発してたらNちゃんに“どうしよーもないよ”と笑われる。そりゃそうだ。でもね、自然と顔が笑ってるんだよ、ライブがかっこよすぎてな。クールにそう言うNちゃんも“あのドラムのひとのヨメになって、火打ち石かちかち焚いてライブに送りだしたい〜”とか言うし(笑)。わたしら男汁にむらがる蛾ですかね(^_^;。
こういうオトナのバンドを見ると、トシをとるのも悪くないなと思える。熟するということの魅力。枯れる必要もないし、若くある必要もない。でも尖っていることはできるんだな。ライブ中に2階席からステージに向かって手を振っている子供がいた。がんばれ、お父さん(笑)。