中華街漂流

ライブ終わってごはん食べようと中華街をめざしたのはいいんだけれど、さすがに22時。ほとんどの店がシャッターを閉めており、さみしい。っていうより怖い。土地勘のあるNちゃんに導かれるままあっちこっち歩いて、脇道入ったところの午前1時までやってる中国家庭料理の店(龍門)に入った。牡蠣のお好み焼きっていうのが珍しくて美味だった。

牡蠣のミンチをのっけた卵焼きのようなものなんだけれど、ぷるぷるしてて不思議な食感。お酒がすすむ感じ。他にピータン、野菜炒め、魚のすり身のスープで、生ビールを一杯。


JRの駅をめざすNちゃんと23時すぎにお店の前でバイバイして、ひとりでみなとみらい線・元町中華街駅をめざした。が、行きはNちゃんについてきただけなので、帰り道がわからない…(汗)。じぶんで道を覚えない、次女体質まるだしです。
行きに見かけた店を頼りに適当に歩いたんだけど、あらぬ道に出てしまった。これは危険だ。いったん振り出しに戻ろう。途中で犬の散歩中だった男のひとに道を聞き、言われた方向へ歩く。…うーん、ぜったいこんな道通らなかったな。だってこんなお寺見たことない…。ひとのいない中華街を黒いネコが横切る。おかあさあん、こわいよぉ。誘拐されちゃうよぉ。びびりついでに記念撮影(笑)。迷子のおのぼりさんです。

さんざん歩いた先で工事現場のお兄さんに再び道を聞く。すると来た道を戻れと指示される。うぇーん。そっちから来たのにぃ。教えてもらった道を必死で覚え、足早に逆戻り。このさまよえる感じ、どこにも到着できない感じは…まるで小説『サーチエンジン・システムクラッシュ』の主人公だわ。さっき戻ったところに再び戻って、お兄さんの指示通りに歩いたら駅がみつかった。なんで?なんでさっきは駅がみつからなかったんだろう。ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて、まがりみちくねくね〜。終電にまにあってよかった。