そうなるようになっていた

cocoachoco2005-02-13

昼、ジョーの写真を額装するために、渋谷のハンズに電話をかけた。
実は、先月すでにポール(シムノン)とミック(ジョーンズ)のぶんは額装したんだけれど、同じ額ブチがそろわなかったため、取り寄せてもらうようお願いしていたのだ。“2,3日で入荷しますので、来たら連絡します”と言われたのに10日以上もなしのつぶて。おいおいどうなってるんだよ?はやくもキレかかってこちらから電話してみたのだ。
売場につないでもらうと“伝票しらべてすぐかけなおします”と言う店員さん。しかし、30分待っても電話が来ない。だいたいさ、15分探して出てこない伝票なんて、一生出て来ないんじゃねーの?いいかげん待つのもウンザリなので、再びこっちからかけなおした。


案の定、発注ミスで、額ブチは取り寄せられていなかった。その対応ものらくらしてたので、いいかげんアッタマに来て“もういいですっ!”と啖呵を切って電話を切った。くっそー。この30分は何だったのよ。っつーかこの十日間はなんだったのよう。二度と渋谷のハンズなんか行くもんかい。


しかし、こうなると意地でも今日中に額装したくなるから人間って不思議(^_^;。
さっそく写真を抱えて、渋谷ロフトに行ってみた。しかし、ミックとポールとおそろいの額ブチはおいていなかった。シンプルなやつだからあると思ったのになあ。がっくり。そのあと思いついて渋谷の伊東屋、ウエマツを訪ね歩いたが、やはり同じ額はみつからず。意外とないもんなんだなあ。
仕方なくハンズの他の店に電話すると、新宿店に在庫があった。しかし、間にはさむ台紙のマット加工(窓をあけてくれるやつ)は、新宿店では、やっていないと言う。今度はロフトに電話だ。
“持ち込みの額でも紙の加工してもらえますか?”そう尋ねると、大丈夫ですよと、丁寧な対応。だいたい、ロフトは電話すると“ロフト渋谷店の○○です”と、自ら名乗るところが好感もてるのよ。ハンズは名乗らないもの。なんておばちゃんくさいお説教は置いといて、そんなわけで、こんどは新宿←→渋谷を往復だ。


ときはすでに17時。いいかげんヘトヘトになって、なんとか今日じゅうにジョーの写真の額装は完了した。やれやれ。われながらちょっとバカバカしい奔走っぷりだよ。しかし、そうして、できあがった額を受け取るときのこと。加工を担当してくれた店員さんが、すごく嬉しそうに言ったのですよ。


「そういえば、ついこないだまでクラッシュの展覧会やってましたよね!」


に、にいさん!!あんたこの写真が誰だかわかるっすね?!クラッシュが好きっすね!?
そう思った瞬間、きょう一日の疲れとイライラがふっ飛んだよ。この写真はきっと、この兄さんに額装してもらう運命だったんだ。ハンズの発注ミスもなにもかも、こうなるための必然だったんだわ(単純)。
額装といえばこれまでずっとハンズに行っていたけれど、これからはロフトにするよ。
ハンズが、わかりやすく客を失った一日でした。