K-106@スターパインズカフェ

きょうはゆらゆらがシェルターでライブをやっている日。でもむりにチケット落札してシェルターで窮屈な思いをするよりは、せっかくK-106が東京に来ているのだから、そっちへ行くのだよ。夕方スターパインズカフェに電話して出順を確認したら、K-106はトリ(21時すぎ)だというので、打ち合わせをかたづけてから余裕で吉祥寺に向かった。
スターパインズカフェに来るのは4年ぶりくらいかな?スラップハッピーの来日以来っす。駅を出て当てずっぽうで歩いたらイッパツで着いたよ。へっへっへ(まだまだボケてないね)。
今宵は4バンド出演とのことだけれど、到着したときにはすでに2バンドめのインパスターズが演奏していた。それにしても…す、すいてる。一階のフロアにはテーブルとイスがたくさん出ていて、好きなお席へどうぞ!と手招きしているよ。とりあえずお腹がすいていたので茄子と挽肉のピタサンドを頼み、生ビールでばんごはん。さすがカフェ。座ってごはん食べながらライブが見られるなんて最高!?…な気もするけれど、ガラガラでチトさみしいなぁ。


さてインパスターズは、卓を操ってる人と、ホーンが2人入った5人組のインストバンドで、ジャズのようなパンクのような、でもPE'Zともちょっと違う、そんなバンド。嫌いじゃないっす。しかしこの、ステージ上の必死さVSフロアの醒めた感じはいったい…。一瞬脳裏をよぎったのは“公開練習”ってコトバだ。でも最後の曲のドラムソロの叩きっぷりはかっちょよかったし、2本の連結したマラカスをぬんちゃくに見立ててぶんまわす男は、なかなかアホらしくて好感持てました。
さて、その次はairbus。だったと思うんだけれど、喋りがごにょごにょしてたのでよくわからず。キーボードの入った、これまた5人組のインストバンド。途中でゲストボーカルのお姉さんが入ってじゃずぃーに2曲やったんだけど、彼女を紹介するMCもごにょごにょごにょ。結局誰かわからなかったよ。みんな、カツゼツよく喋ろうぜ!ま。それはさておき。耳ざわりはいいんだけれども、どれも同じにきこえるのは私のお耳のせいかしらん。眠たくなちゃったーよう(^_^;


というバンド2組が終わったところで、いよいよK-106です。
このバンドは、昨年のフジロック最終日の最後の最後、オアシスのテントで演奏しているのを見て以来、気になっていたバンドです(id:cocoachoco:20040801)。とにかくファンキーで楽しい!っていうのがそのときの印象。あれからたまにスケジュールはチェックしてたんだけれど、見るのはフジ以来ですよ。
あのときのステージがあまりにアツかったので、きょうのこのガラガラな中ではどうなっちゃうんだろう?立って踊りたいけど、ひとりじゃ恥ずかしいなー…なーんて心配は杞憂でした(笑)。
いきなり“あらあらみなさん、座ってちゃハナシになりまへんがな!”(そんな大阪弁だったかどうか不確かだけど)と、思いっきり客を立たせて、踊らせる踊らせる!そうそうこのノリ!なんとも肺活量のありそうなホーン3人組(トロンボーンの兄ちゃんは、牛乳1リットルパックの一気飲みが得意そうな顔してるぞ)が、客席をあおりながら吹きまくる。キーボード、ギター、ベースも、3人に合わせてアホなポーズをキメまくる。楽しい!気持ちいい!かっこいい!ホーン隊は客席がすいているのをいいことに、いつのまにかフロアに降りてきて練り歩き、乱れパレード状態だよ(笑)。気づけば2階で吹いてるし。もう強烈なアホだね(Nちゃんもきっと気に入ると思う)。さっきまでは静かだったお客さんたちも、かなりニコニコ踊ってます。いつのまにか笑顔になっちゃう。そんなバンドなんだよなぁ。アンコールが一回あって、22時20分頃まで。50分くらいやったのかな?時間経つのがはーやーいー。このバンドだったら何時間見てても飽きないし足りないよ。楽しかったです。吉祥寺遠かったけど、来てよかった。プレゼンおわったぜー!!って感じがしたよ。来月もまた東京来るらしいので、行かれたら行きたいな。
てなわけで、今いちばんスクービードゥーと対バンしてもらいたいバンドはK-106 ですな。