難攻不落

夕方、“別にお話を聞くのはいいけれど、私は難攻不落ですよ”とかゆってるお方にお仕事依頼の交渉。自由が丘の喫茶店へ。同僚とふたり、緊張のあまり約束の喫茶店に30分前に着いてしまう。いろんな問答をふたりしてシミュレーションしながら待つこの間の緊張感ったら…。
時間ぴったりに現れた相手は、とても愛想よくニコニコとこちらの話を聞いてくださりつつ、私たちの倍くらいの時間と論理を尽くして、この仕事がしたくない理由を語る。私たちの話を聞きにきた…っていうより、断る理由をていねいに説明しにきて下さったって感じー?言いにくいことをあんなにソフトにニコニコと語るひとを初めて見たよ。感じはいいんだけど、妙なモヤモヤが残るね。
とはいえ、目の前でスグ断るのはかわいそうと思ったのか“たぶん断ると思うけど、来週まで考えるからまた電話してください”と言ってその方は去って行った。もやもやもや〜。本当に少しは考えるのかなぁ?それとも考えるフリをしてるのかなぁ?
恋愛でもさ〜、こういう感じの優しさを示す人っているよね。もやもやするよね。