くさむしり!

親が横浜のはずれに小さなアパートを持っており、そこの庭の草むしりをしたら2万円やる、むしった草を車で実家まで運んでくれたらプラス1万円やると言われた。以前、業者に頼んだら高いこと言われた割にはいい加減な仕事をされて頭に来たらしく、だったら子供を使おうと思いついたらしい。いいトシこいてなんだかなーと思いつつ、弟も“ボクもやるゼ!”って言うので2人で出かけて3万円を山分けしようゼ!ってことになった。まぁ久しぶりにクルマも動かしたかったし、たまにはカラダも動かしたかったし。土とふれあうのもいいんじゃないかなー?と思ったのよ。
私はそのアパートに行くのは初めて。4部屋しかない小さな物件だし、何度かそこへ行ったことのある弟は“ふたりでやれば1時間で済むよ”な〜んて言うもんだから、余裕こいて昼頃でかけた。
甘かった。
なんなのこのボーボー加減は!とーちゃんが“ちゃんと根っこから抜いてきてくれよ”なんて言うから、カマを使って頑張ったよ。もう右手が、足腰がしびれまくり。はっと気づくと2時間が経過していた。茶も飲まず、2時間も集中して汗をかいてたなんて!何年ぶりの出来事かなあ。はぁ。5分休憩して、くさむしり(っつうか草刈り?)再開。草刈ってて思ったのは、この世にはなんてダンゴムシが多いんだろう、人類の人口の何倍のダンゴムシが、地球上には存在するんだろう?ってことだよ。人類が滅びたあとに猿が地球を征服している確率よりも、ダンゴムシが地球を牛耳ってる可能性のほうが高いんじゃないか?と思うよ。
途中から弟も、もう手にチカラが入らねーと弱音を吐きつつ“だいたいそんな時給がいいわけないんだよな”とつぶやき出した。おいおい、一時間で終わるっつったのはチミだろ?(^^;
ふたりして日頃の運動不足を呪いつつ、4時間でなんとか作業は終わった(っつーか終わらせた)。東京都指定ゴミ袋にぱんぱんに草をつめて14袋。よくプリウスのうしろに乗りきったもんだ。で、これが劇的ビフォアアフターよ!

これが南面の前庭。北側も東西サイドも、ちゃんとむしったで!
終わって近所のコンビニで手を洗い、飲み干したアクエリアスはうまかったす。くたびれたけと、楽しかった。たまには土さわったり、草むしりぐらいしないと長生きできないような気がしたよ、ウチには草むしるよなスペースはないけどね。
あー明日の筋肉痛を想像しただけで怖い…。