『男はつらいよ』@DVD録画

そんなわけで、記念すべき第一作を見てみた。昭和44年作。渥美清は、ほんのちょっと若くて、グレート3のキヨシっぽかった(たぶん気のせい)。ポール・ウェラーと並んで私が愛する笠智衆は、あいかわらずジイさんだった。(笠サマの若い姿を見るには小津の『長屋紳士録』まで遡らないとね(^^;)。
第一話では、寅がひさしぶりに柴又に戻ってきて、妹サクラと再会。紆余曲折を経て、サクラとヒロシ(前田吟)が結婚し、寅が午前様の娘にふられるとこまでなんだけども。この先、40数話進んでも、寅はふられつづけるのか…と思ったら、せつなくなったよー。それは抜きにしても、どうってことないシーンで涙ポロポロ。寅、いいヤツ。寅、いい仕事っぷり。じゃぱねっと高田の社長ばり。前田吟の父親役が佐分利信で、しぶかった。寅さんカルトクイズでは、こういうところが大事なんじゃないか?あと47作見ないとわかんないけどさ。