天気を自由に操る男

朝いち、お天気プラスから雨降りアラームのメール。本日は降水確率70%。
朝から雨がしとしと降り続ける予報なのに、外を見ると、アラ?晴れてる!?
あまりに気持ち良いお天気なので、ダイジョブかしら?と思いつつお洗濯をした。
午後になって、ジョギングから帰ってきた相方が外を見ながら言った。
「お天気もってるなぁ。このまま降らなかったら、オヤジに電話しなくちゃなー」
なにそれ?
「こないだ話した、天気を自由に操れるオヤジに、晴れるように頼んだんだよ」
ええっ、まじ?


大阪でお葬式を終えた翌日。大阪に残っていた相方は“天気を自由に操れる”と豪語する運転手のタクシーに乗り合わせた。彼は30年前に自らのその能力に気づき、雨を降らせたり、空を晴らしたりできるのだという。以来、金儲けではなく主に人助けのために、お天気を操っているのだとか。実際、福岡の雨不足のときには雨乞いをして、雨を降らせ、新聞にも載ったという。実に怪しい。その能力は世界のどこでも有効だっていうから、ますます電波っぽい。
「じゃあ、こないだのアメリカの大きなハリケーンとか、防いであげればよかったじゃないですか」相方がそうつっこむと、「言ってくれれば、やったんですけどねぇ」と言って、自らのHPを教えてくれた。


という話を相方から聞いたのは3日くらい前だ。うわー怖い人のタクシー乗っちゃったねー(^^;そのときはそう思って忘れていたのだが、そのオヤジからきのう「何かないですか?」ってまるで注文をとるみたいに電話がかかってきたそうだ。どうやら相方は調子づいて、“こんど海外ロケに行くんだけど、そこも晴れにできる?”とか聞いたうえに、オヤジとケータイ番号を交換したというのだ(信じられねー)。
で、相方はオヤジに頼んだそうだ。
「海外ロケに行く前にですね、こう言ったら失礼ですが実験していいですか?
 土曜日、東京は雨の予報なんですが、とりあえず9時から17時まで、晴らせてもらえます?」
そしたらオヤジは
「土曜日ですか、こりゃまた急ですな。やってみますわ」
と言ったそうな。


結局、東京は14時くらいに空が暗くなり、15時にポツポツと小さな雨粒が落ちてきた。
オヤジ、惜しかったな。
しかし15時半に私がクルマで外に買い物に出たときは、雨はやんでいた。
16時すぎにスーパーの駐車場にクルマを入れたときも、いちおう雨はやんでいた(晴れではなかったけどね)。私は駐車場からスーパーまでのキョリ、傘を持って出るべきかどうか一瞬迷って、まだ17時前だからいいか…と傘をクルマに置いて買い物をし、急いで買い物を済ませた。17時になる10分くらい前になって雨は本降りになったけれど、そのときにはもう家に帰ってたので、私は濡れずにすんだ。
さて、今日のお天気。オヤジのおまじないは効いたんだろうか?
ちなみに17時を過ぎたらくるぞ…と思って16時45分に洗濯物を取り込んだので洗濯物もセーフ。
オヤジの能力が本物なら…来年のフジロックは晴れで決まりだ!!イェイ!!
ちなみにこの方、堺市のHPでも紹介されてます。
http://www.sakai-city.com/ikeda/main.html