ハイロウズ活動休止

きのうの昼間、ガッコウの宿題をやりながらテレビをつけていたんだけど、
どの番組もあまりにもつまんないので、THE JAMのDVD『THE COMPLETE JAM ON FILM』をかけた。

Complete Jam [DVD]

Complete Jam [DVD]

ハタチの頃のポール・ウェラー、カッコよすぎる…。
カッコよすぎて、気づけばテレビの前に正座して見ていた。これじゃ宿題、はかどらない(^^;。
中にスェーデンのテレビ番組に出たときの映像があり、司会の女性とくっつきすぎだよ!なんて
画面を見ながらむかついたりして。かなり痛い。そしてやがて哀しくなった。
ポール・ウェラーは今でもカッコイイ。大好きだ。スタカンだって好きだった。
でも19の頃の、THE JAM初期のかっこよさときたら、これはもう本当にそのときだけの、かけがえのない美しさ(顔じゃなくね)だ。
でも、どんなに惚れ直しても、その頃のポールも、THE JAMももういない。
これはもうアニメの中の主人公に恋をしてると言ってもいいくらいの哀しさですよ。
どんなに過去のものがかっこよくても、かっこよければかっこいいほど、最後はちょっと哀しくなる。
もう解散してしまったバンドのDVDなんて、特にそうだよね。
だから私はいつも“いま”そこに“確かにあるもの”に触れたくて、ライブに通うのかも…
なんて思っていたら、ハイロウズ活動休止の知らせ。


40歳を越したヒロトがあんな風に飛び跳ねてる限り、私もライブハウスに行っていいんだな…とかって勝手に思っていたのに。確かにね、あれだけ激しいライブを年に何十本も、そんなのいつまでも続くわけないよなぁ…とも思ってはいたよ。でもね、ココロのどこかでずっと続くような気もしていたんだよね。
ファンクラブも年内で閉鎖とのこと。活動しないのに年会費だけ取るのは悪いよねー?っていう、そういう閉鎖だと思いたい。だって武道館を何日も満杯にできるだけの人気と実力があるのに、小さいホールをいくつもまわってたくらいだもの。ハイロウズはロックンロールの“良心”だもんね。
とりあえずはお疲れさま。休止の理由が、誰かが病気…とかだけはヤだからね。