くりすますでぃなー

混んでるし、サービスは悪いし、メニューは選べないし、値段は高いし、よそのカップルがいちゃついてるの見るのも照れくさいし…イブの晩に外食するのはもうコリゴリ!って思ったのは何年前だったか。
以来、家でチキンを焼いたり、ケンタッキーのパーティバーレル買ってきたり、イブは自宅で過ごしていたのだけれど、何を思ったのか今年は、相方が赤坂ロウリーズのクリスマスディナーを予約していた。ダイエット中だというのに、プライムリブステーキか…(^^;と一瞬躊躇したものの、率先してお店を予約してくれた気持ちをありがたく受け止めねばね。食ったろーじゃないか、リブステーキ。
接客もメニューも、アメリカの濃ゆいエキスみたいな店なのに、アメリカ牛が輸入禁止になってどうやって営業してるのかしら?とは思っていましたが(オージービーフなのかしらね)。久しぶりのロウリーズは、メニューの名前が変わって(中味はかわらず)値段が上がってた。でもアメリカ牛が輸入再開されても、値段が下がったりはしないんだろうなぁ。
クリスマスディナーの内容は、前菜(アワビの冷製、鯛のカルパッチョ、フォアグラの焼きリンゴ添え)に、名物スピニングサラダ、伊勢エビのスープ、リブステーキ(TOKYO CUT)、そしてモンブランのケーキとコーヒー。かわいい制服を着たお姉さんが、メニューの説明をしてくれる。が、途中で一品思い出せずオロオロ。ひょっとして、バイト?イブの晩にごくろうさんです。
案の定めちゃめちゃボリュームがあって、ステーキのつけあわせ(マッシュポテト、クリームコーン、ほうれんそう、パンプディング)は、さすがに食えない。あー。アメリカ人って。
広いホールは満杯で、子連れのお客さんもけっこういた。子供はクリスマスはチキンを食ってればいいんじゃないか?と思うんだけどね。いよいよ景気回復してるんだなーと実感したよ。


ちなみに相方からいただいたクリスマスプレゼントはポータブルレコードプレーヤーとアナログ盤3枚。映画『欲望』のサントラLP(ハービー・ハンコックヤードバーズね)と、なぜかクリームのEP『ホワイト・ルーム』、ジェファーソン・エアプレインのEP『SOMEBODY TO LOVE』(邦題『あなただけを』)。「これでいつでもピクニックにレコードが持って行かれるよ!」って言うけど、このアナログ盤のラインナップは、相方が聴きたいだけでは…(笑)という一抹の疑惑を抱きつつ、ありがとう!