カウントダウンジャパンフェス2日目

行って来ました幕張へ。今年のライブおさめです。
カウントダウンジャパンは今年で3回めだそうだけど、よく考えたら3回とも私は2日目だけ出席してるんだよね。そんで毎年スネオヘアーを見てるんだよね。ってことはスネオは皆勤賞、でもって2日目にしか出ない。これ、CDJの法則ね。
今年は初めて相方も参戦。ふたりでクルマで出かけました。到着してまっさきにすることと言えば、昼メシ!売り切れないうちにとさっそくダイマスカフェへ行って、ビビン(ピピン?)雑煮を食べました。ちょい辛スープにしっかりチキンとお餅が入ってて、これはウマイですよ。ごちそうさまでしたー。
本日見たのは、サンボマスターイースタンユース(途中まで)→VOLA AND THE ORIENTAL MACHINE→BDB→スネオヘアーグループ魂(最後2曲だけ)→CORNER(ちょぴっと)→椿屋四重奏(最後のほう)→MASTERLOW→キリンジPENPALS


冒頭、渋谷ヨウイチ御大が出てきて開会の挨拶の中でサンボを紹介したとき“そういえば去年はこうやってハスキンが紹介されたんだよな…”とか思い出して、軽く凹んだ。一年って、いろいろあるよね…。
紹介に続いて出て来たサンボは、あいかわらずの熱さ。昨日くろしお号に山口くんとほぼ同じテンションで騒いでる子供がいたんだよなぁ。あれはうるさかったなー。と、昨日の記憶が蘇る。新曲なのかな?『手紙』って曲をやった。いい曲でした。
次のイースタンは、演奏は盤石だったと思うんだけど、MCもほとんどなく、めずらしくボーカルの熱がこっちに届いて来なかったような。サンボの後に聴いたのがいけなかったのでしょうか(^^;。
VOLAは、やっぱかっちょよかったす。年明けに出るミニアルバム、期待大っすね。
VOLAからBDBに移動する途中、DJテントでいきなり冬ソナのテーマ曲が流れ出し、フードエリアでゴハン食べてた人たちも笑いでどよめいた。DJ誰だよ?と思って覗きに行ったら、松尾スズキがヨンさまの変奏して踊りつつ、“暑〜いっ!”つってコートやマフラーを脱ぎ捨てていた。TEAM紅卍(河井克夫松尾スズキ)のDJタイムだったんだね。DJテントは松尾スズキをひとめ見ようという人たちでギッシリ。踊るどころではありませんよ(^^;あとで聞いたら、クィーンをかけてるときはクィーンのカッコしてたらしい。役者が違うわ。
BDBもホントーにステキだったよ。何と言ってもあのツインボーカルが好き。あのお二人には、一度しっとりとした曲をハモってもらいたかったりもするわ。
スネオのライブでは、オープニングに蝉の声がSEで流れ、一曲終わったところで「せんきゅーレイクステージ!」のMC。「ボクはこの夏に何かを置き忘れてきたようです…」とも。そういえば夏のロックインジャパンは病欠したんでしたね(^^;すっかり忘れてましたよ。冬にリベンジできてよかったすね。その他のMCでは「こんなロックフェスはイヤだ」というお題で「お客さんのいないロックフェス」「出るバンドが全部ビートルズコピーバンドのロックフェス」につづいて「会場の鉄骨が抜かれているロックフェス」つって笑いとってた。スネさんたらもー。『フォーク』に続き、ラストに『悲しみのロックフェスティバル』が聴けてよかったです。
スネオが終わって、メインステージまではあまりに遠いので、グループ魂を見るつもりはなかったんだけど、相方もSYちゃんもTYちゃんも、みんなそっちに行っちゃってるみたい。寂しいのでちょっとだけ見に行った。見ながら思った。ブロンソンズもこうなるハズだったのになぁ。なぜビッグになりそこねたんだろうなぁ。それはやはり港カヲルがいなかったからではないか??明日の紅白、楽しみっす♪港さんは紋付き袴希望。
で、いきなりMASTERLOWに飛ぶけども、すごく良かったですよ〜。いちくんカッコよすぎですよ〜。しかも、途中で、ステージ脇で見ていたいそべさんの首根っこを捕まえてですよ、ステージに出しちゃって歌わせちゃったんですよ!これはアがった!いっそん、やっぱおとなしく座って歌ってる場合じゃないよ。
キリンジのライブは、ものすごく久しぶり。堀込弟の歌声はもはや小田和正かと見まがう貫禄でしたよ。三枚目のアルバムまではよく聴いてたんだけど、もはや全然チェックしてないので知らない曲ばかり。でも気持ちの良いギターと歌声でした。
そして、ラストは本日解散のペンパルズ。物販コーナーではTシャツ在庫放出大セールをやっていたせいか、常にペンパルズブースだけが長蛇の列(だってパーカー500円だったんだよ)。ペンパルズT着た人もたくさん見かけたし、この調子だと入場制限かかっちゃうかも?と思っていたけど、みんなが用意周到に行動したせいか、それは大丈夫でした。お客さんのノリも、演奏も、ひとつに集中した感じのいいライブだったなぁ。あの曲がこの曲が〜というほどペンパルズのことをよく知らないので(ライブ見るのも3回めだし(^^;)解散と聞いてもあまりピンとは来ないのだけれど、MCで何かを語るでもなく、さわやかで元気のいい楽しいラストでしたよ。何か潔かったな。アンコールは、白と赤のラガーシャツで4人が登場。思いで深いユニフォームなんだそうで。アンコールが4曲目にさしかかったところで、体力の限界&駐車場が込まないうちに…ってことで、出て来てしまいました(^^;(たぶんそれで終わりぐらいだったんじゃないかな)。最後は、あーあ、ひとつの時代が終わったな、という印象でした。というわけで、最後SYちゃんTYちゃんにご挨拶できず、失礼しましたです。
今年のメンツも、それぞれに良かったけれど。去年のミチロウとかコレクターズみたいな、動員はさほどとれなくともひとクセもふたクセもある御大とかがいなかったのは、ちょっと物足りなかったかな。今年は過去最高の動員で、三日ともソールドアウトっていうことを渋谷サンはうれしそうに喋っていたけれど、あんまり動員至上主義に走って欲しくはないなぁ、とも思ったり。ま。渋谷サンのフェスだから、好きにすればいいけどさ。これから始まる!って開会の挨拶のときにまっさきに思ったのはやっぱ「あー早くフジロック行きたいな」ってことだったんだよね(^^;


行きも帰りも、年末の都内の道はガラガラでナイスドライブ。
帰り道、相方に本日の感想を聞いたら「ベストアクトは、MASTER LOWで、いちくんが一瞬弾いたギター」だって。細けー。