UFO CLUB10周年記念@渋谷AX

夕方、プレゼンで六本木に出たのをいいことに、そのままフェイドアウト
いったん家に帰って着替えて、準備万端、AXに向かいましたよ。
だってこんなメンツのライブに、たまたま整理券番号が一ケタですよ!
開場時間ギリギリに会場についたら、連れのライブばかTが先に並んでた。
開場から開演まで1時間、じっと立ってられるかねぇ?一段高くなったとこの前でもいいかもね。
最前列は増子汁を浴びるかもだし、セージさんにステージにあげられたら困るしねー。
なんて言ってたのに、中入ったとたん、Tの野郎が走り出しやがった。つられて私も走る走る。最前列ゲット。きゃー。
ゆらゆらのライブで最前列って、かなりひさしぶり。
1時間、ステージ右端のDJがかける、いかにもUFO CLUBな曲を聴きながらバーにぶらさがって待つ。
19時ぴったり、サラリーマンのように正確に、DMBQが始まった。
ベース、ギター、ドラムが一列に並んで、増子さんはマイクをくくりつけて自らドラマーだ。
ウギャーー!っと爆音イッパツ、増子さんがスティックを振り上げ、松居さんがギターに噛みつき、演奏が始まった瞬間のカッチ良かったこと!!もうめちゃめちゃ。でもかっこいい。カルテットなのに三人かぁ…と思ったら、ちょっと涙目。爆音に揺られてるうちに、あっというまに45分ですよ。マイクのコードがはずれそうになってはスタッフが後ろをガムテで止めに来たりして、マイクやドラムセットから離れられないのはさぞ歯がゆいだろうなぁ…と思ったりもしたけれど、最後はもうドラムも蹴散らし、ヨダレだらだら。ポジションが違うことなんか感じさせないパフォーマンスで、なんかジーンと来ちゃったッス。終わって三人が何度も何度も深くお辞儀して、増子さんもちょっと涙目で、三人がステージの隅で握手してはけて行ったときには、こっちも再びウルウル。ああ、本当に素晴らしかったです。精一杯を見せてくれて、ありがとうDMBQ
シンプルなセットのバンドが続くせいか、セットチェンジはかなりスムーズ。次は“なんでオレたちが二番目なんだよ”とつぶやく、ギターウルフ。赤いライトの下、お約束のビール一気飲み。イラストに描きやすそーなシルエットすね。新ベースの子、若くてお肌ツルツルだーー(^^;突然、撮影隊が増えた、かと思うと後ろから人がギュウギュウ押し寄せてきた。おなかくるしー。でもへいき。かっこいいから。セージさんも、滝のような汗をかきかき、汗とヨダレが一心同体となって、糸ひいてます。マイクスタンド倒れまくるわ、目の前にマイクが飛んでくるわ。ロック魂、見せていただきました。あの革ジャンにしみこんだ汗は、ファブリーズしたりするのだろうか?それだけが気になる。
そして21時をすぎて、いよいよゆらゆら帝国。“UFO CLUB10周年、おめでとうございマス”と坂本さん。おぉ、オトナなご挨拶。最前列は、ギターモニターの返しの音がドーン!と目の前からきこえてきて、音のバランスが決して良いとは言えなかったけれど、アンプの上を走り抜けたり、机の上から飛び降りたり、“パーティじゃないっ!!”(『男は不安定』)って、叫んだかと思うと両手を広げたまま後ろにバタンと倒れたり…いつになくハッスルする慎サマの姿を堪能させていただきました。前の二つのバンドのはじけっぷりと、彼らがつくった空気に呼応したんだろうなぁ。って思うと、本当にいいイベントだったんだなぁ。ひさしぶりに『ハチとミツ』が聴けたのと『午前三時のファズギター』の暴れギターがカッチ良かったです。何曲だったか忘れたけど、たぶん50分くらい。“お疲れサマー!”って明るく両手をあげて、坂本さんは去って行ったよ。オツカレサマー!!
ライブ終わってNちゃんとも合流し、三人でアイリッシュパブで軽く飲みつつ、晩御飯をたべた。
ホントかっこよかった。いいライブだった。よく考えるとマジで怪しい男3人組3バンドの対決。3×3×3…ってすごいパワーを生み出すんだね。見れてよかった。しあわせです。


ちなみにライブ中に折れた増子さんのスティックが飛んできたのでゲットしましたよ。
家宝にします。