たからづかOG公演「ニューヨーク・ニューヨーク」@文京シビックホール

10日くらい前、相方が「知り合いにチケットもらっちゃったんで、たからづかのミュージカルに行こう!」と誘ってきた。たからづかのミュージカルってなに?たからづかとどう違うの?なにぐみ?問いただしたらOG公演だってさ。
まったくもってたからづかの知識がない私は、OGと聞いて、扇千景クラスのおばあさんが歌い踊る姿を想像したのだけれど、そんなことはぜんぜんなくて、みんな現役感バリバリのお姉さま方によるレビューでした。会場はおばちゃん&おばあちゃんでびっちり。みねさおり、たかしおなんとか・・・って人が出てた。
ちなみにたからづか的なものを拝見するのはまったく初めて。これでもかっ!ってくらいミラーボールがまわってた。ミラーボールを発明した人は天才だなぁ・・・とか思った。しかし。踊りはステキだったけど、あの歌唱法はどうにも生理的にダメだなぁ。男装の麗人にも、まったく萌えどころがわからず。なんだそのピッチリしたスーツは。もっと脚を出せ!!
相方にそう耳打ちしたら、「清く正しく美しくだからね」と相方。ああ。たぶん「”清く”と”正しく”」がダメなんだね、私の場合。それでも最後のほうで「たからづか〜たから〜づか〜ふぉ〜えば〜」「すみれのは〜な〜さくころ〜」ってお約束の曲(さすがにそれくらいは知ってる)を演りはじめたときには、なんかちょっとウルっときたよ。
いまはOGとなってるこのお姉さんたちにも、まだペーペーの頃があって、その頃から見守ってきたおばちゃんたちがいて、やがてトップになり、退団して、それでもこうやって歌い踊りつづけている彼女たちの姿が見れることは、ヅカファンのおばちゃんたちにとっては、きっととてつもなくうれしいことなのだろう。その感じはわかる。ラママで演ってたバンドが武道館に行って、解散して、それでもまだ音楽を続けてる・・・みたいな。そういうことだよね??と、無理矢理自分にわかる回路に置き換えて、もらい泣き。そこまでして泣く必要はまったくない。


レビューは前半50分、20分の休憩、後半40分の二部構成で終了。前半でむしょうにビールが飲みたくなったのだが、トイレに行きたくなると困るので休憩中にワインをがぶ飲み。
終了後、青山に出て、ごはん食べて帰った。バレンタインなので相方にチョコとポール・スミスのウォレットチェーンをあげた。「きょうねー私もチョコもらっちゃったんだー」つって、もらった袋を開けてみせたら、後輩のくれたチョコのほうが、私が相方にあげたのよか断然立派だった・・・(^^;