LOST IN TIME@日比谷野音

夕刻より、お誘いを受けてロスト野音
相方と野音前で待ち合わせた。
若者が集うなか、上着のジッパーを首もとまでぴっちり上げて
両手を組み、ウロウロしているオヤジ…ダフ屋?かと思ったら相方やんか!!
まぁ、簡単に言えば、場違いってことッスね(^^;
ロストにとって今日は元日。ここから新しい一年が始まるのだとか。
さぁ、どんな新しい一年が始まるんでしょ。
17時半の開演時刻をちょっとすぎて、まずは海北くんが新曲を一曲弾き語り。
4月の野音は思ったより寒くて、ノレル曲でもないのにムダにカラダを動かす相方とわたし。
そのあといきなり『ココロノウタ』で、そっから一気に駆け抜ける14曲!
ラストの『手紙』まで、ノー・MC、ノー・チューニング。すげえ!
一曲終わった瞬間に、次の曲のカウントが入って、一度たりとも
拍手のスキマも、野次を飛ばすスキマも与えない1時間ちょっと。
これはちょっとボー然とするくらいの、疾走感ですよ。
新しいロストへの自信と決意を、しかと受け止めさせていただきました。
そのあとアンコール3曲。いつのまにかあたりは暗くなってた。
前に立ってた若いカップルが、ずーっと手をつないだままライブを聴いてたのが
かわいかったな。だって手をつないだまま
♪ボク、キミ、誰かは〜いらない〜
って聴いてるんだよ?憎いねこのぉ。
この先ふたりの恋愛はどんな風に展開するんだろう。
5年後、10年後、20年後。ふたりはどんなな気持で今日のライブを
思い出すのかなぁ。などとしばし考えてしまった。きっといい思い出になってるハズ。
そんな青春の1ページにふさわしい春の宵でしたよ。


あと二ヶ月たったら、同じ場所でゆらゆらですなぁ。
その頃には、きっと蒸し暑くなってるんだろうなぁ。
季節の移り変わりを、野音で知る贅沢よ。