渚にて、あふりらんぽ、ゆらゆら帝国@心斎橋CLUB QUATTRO

大阪遠征のために有給休暇を取っていたのだけれど、
前夜に後輩と飲んでいて泥酔し、仕事用ケータイを紛失(^^;。
午前中いっぱいかけて捜索するも見つからないまま、大阪へと向かった。どんより〜。
とりあえずケータイなくしたことは忘れよう。そう自分に言い聞かせて
心斎橋のホテルにチェックイン。ホテルからてくてく歩いてクアトロに向かったよ。


さて、初めての心斎橋クアトロ。想像してたよりステージの間口が広いのね。
渋谷とキャパはそう変わらなさそうだけど、ステージの間口はこっちのほうが広いよ確実に。
到着してすぐに“渚にて”の演奏が始まった。ひさしぶりです渚にて。一曲めは『花と同じ』。ギターの音がキラキラしてて、なんだか白昼夢を見ているような。お客さんの反応はいまひとつに見えたけど、ぽわわんと別世界を味わいましたよ。50分くらいで終了。
さて、次はあふりらんぽだ。セットチェンジの間にアフリカのお祭り歌みたいな曲が流れる。手拍子しながら♪バカが来た〜バカが来た〜…って。あ、これがあふりらんぽの次のCD『BAKAが来た』か!アフリカでピグミー族と一緒に一ヶ月生活しながら、収録してきたらしいよ。聞き慣れた日本語もピグミー族が歌うと別のコトバに聞こえたりして、感覚がちょっと歪む感じが心地いい。ヘッドホンで聴くよりも、天気の良い日に大きなスピーカーから聴きたい音源だね。
さてさて、そんなこんなで始まったあふりらんぽ。実はライブを見るは初めてだったんですが、かわい娘ちゃんたちなのねー。こんな美人ちゃんコンビとは思わなんだよ。冒頭人形劇で、かつてゆら帝のカバーをしていたPIKAの話をやっていた。ゆら帝と対バンする喜びが伝わってきてこっちもあがったよ。ライブは強烈っすね。照明が赤い。赤すぎるよ。そして、ガチのノイズギターがかっちいい!かわいーだけじゃないのね〜。気持ちよくトリップ。40代50代になってもこれをやりつづけたら、これに真性オバチャンの迫力が加わって、さぞトリハダものだろうな。そのときのあふりらんぽが見てみたい。それまで続けて欲しいものだが。
そして最後は、ゆらゆら帝国。なにげに心斎橋のクアトロって、セットチェンジの間、電気が明るいっすね (^^;その明るい光のなか、メンバーがステージに出て来てセッティングしてた。一瞬その明るさに慎サマが戸惑って見えたのは気のせいかしら。こんだけ堂々とセッティングしていながら、またいったん引っ込んで再登場したらプププだな…と思っていたら、セッティング終わるなり坂本さんがPAに“準備できました”とマイクで声をかけて、そのままライブが始まった。おおー。さすが!形式的なことは省く、そんなあなたが好き。
一曲目は『急所』。そして『ラメのパンタロン』→『すべるバー』と、いきなりアゲアゲの選曲でライブは始まった。しかも、いきなり飛ぶ!跳ねる!ひさしぶりの大阪のせいか、それともあふりらんぽに煽られたのか。気合いがビンビン伝わってくるよ。いつもより余計にしびれております…という風情。『男は不安定』では途中、手をあげてくねっとカラダをよじって、はらりとくずおれるという新技を拝見する。意外に広い心斎橋クアトロ、ナイスです。
そして中盤、まったりと。『タコ物語』→『恋がしたい』の熱唱にうっとりして、ラストスパートは『順番には逆らえない』『3×3×3』『EVIL CAR』。で、最後が次のシングル『つぎの夜へ』。これ、大阪では初めて演るんじゃないのかしら?それがラストって大胆すね。全部で1時間ちょっと。いやー。1月のAX以来ぶりのハリキリっぷりに大満足っす。


ライブが終わって、仕事帰りのライブばかRくんと合流し、フジのステージ割りを見つつ晩ゴハン食べた。最終日、ストロークスとかぶってしまったものの、夜のヘブンでゆらゆらが見られるとは!それでフジロックがしめくくれるなんて、想像しただけでぽわわわわ〜ん。SHINKILOWとの光のコラボもあるのかしら。素直に楽しみっす。