ライジングサンロックフェスティバル2日め@後日更新

正午ちょっと前に会場に戻り、昼ごはんに鮭のちゃんちゃん焼き、芋モチ。芋モチめちゃうまい!ビールがすすみます。がーっと酒飲んで、テントの脇でウダーっと昼寝。寝てるうちにモンパチの演奏が聞こえて来たので、サンステージに向かった。さて、いよいよ朝日に向かって耐久レースの始まりですよ!


MONGOL800…ひさしぶりに見たら、タカシとキヨサクの立ち位置が変わってた。今月出た新しいアルバムではタカシも曲つくって歌ってる。『亀』って歌。♪亀〜は〜食べちゃ〜だめ〜ぼくたちの約束〜。って最高だよ。果敢にニューアルバムの曲を演りつつ、最後は『小さな恋の歌』。初めてモンパチのステージを見たのが6年前、2000年のエゾロックオープニングアクトで、そのときはエゾのステージも二つしかなかったんだよなあ、とか。キヨサクまだ10代だったよなぁ(いまや2児の父だよ)とか。いろんなことを思い出してちょっとしみじみ。ライブ終わって、沖縄チームのひとと挨拶。こっから北海道をまわって、また47都道府県をぜんぶまわるツアーだそうだ。すごいなあ。全県行くってすごいなあ。

Daniel

Daniel

そのあと、テントに戻り、レジャーマットの上でしばらく昼寝。寝ながらオアシステントのriddim saunterの音を聴く。ロコフランクも見たかったけど、いまは眠いのだ(酒の飲み過ぎ)。


その後、K-106をめざして、テントからいちばん遠くのボヘミアンガーデンへ。
途中で、二曲、奥田民生を聴く。パナマにアロハの民生。安定感たっぷり。ボヘミアンガーデンに着いてからも『マシマロ』とか風に流れて聞こえてきた。
タミオや米米やってんのに、K-106。いいじゃん、だって楽しいんだもん。お客さんの数こそ少なかったけれど、来た人は誰も後悔しなかったんじゃないかな?全員めっちゃ楽しそうだったし、めっちゃ踊った踊った!小さいながらも花道があるのはボヘミアンのステージだけ。こりゃあK-106のために作られたようなステージですよ。ステージの上も下も、縦横無尽に使い切って、聴かせて、見せて、踊らせる!K-106を初めて見た相方も、浪速のソウルに完全ノックアウトされてた。遠くまでテクテク歩いて来た甲斐がありました。
ふー。踊り疲れて帰り道。ここからは特に何が見たいってんでもないので、物販見物がてら、ムーンサーカスへ。
そこでは、UA菊地成孔のサックスでじゃずぃーに『OVER THE RAINBOW』とか歌ってた。黒いタイトなドレスのUAと、黒スーツの菊地さん。その立ち姿は、よく言えばそのまんまBRIOの表紙のよう。悪く言えば法事っぽかったよ。そして、まだ明るい時間に演るのは法律違反ではないか?というくらい菊地さんのサックスはエロかった。さっきK-106の人が吹いてたのも確かサックスだが。あの“ラッパは肺活量やんな?!”っちゅう体育会的なプレイに対し、同じ道具を違う目的で使ってる人がいますよ先生!という風情。舌技っぽいところがエロいのかしら(手法は定かではないが)。いやん!!と思って思わず、屋台でどて焼き買って食いました。
それから隣のレッドスターフィールドで、ムーンライダースをちょこっと見る。ムーンライダースと聞いて真っ先に思い浮かべるのはナンシー関(がムーンライダースの大ファンだったってこと)ってくらいほとんど何も知らない割に、ライブを見るのは二度目だよ。音はガツンとしてて、かなりの迫力。
その後、隣のテントで大江慎也。ソロってどんなもんなんだろ?と思ったら、ギターは花田さんだし、ドラムは池畑さんだし、一曲めは『ロージー』だし!どこがルースターズと違うんだよ!なんか腑に落ちない。お客さんも少なくて心に一筋の冷たい風が吹く。ちなみにその頃、テントに戻った相方は、でかいステージで甲斐よしひろが出ない声をふりしぼって『HERO』を歌っている姿を目撃してしまい、お客さんも小さなテントのアンジェラアキのほうが多かったんじゃないか?ってくらい閑散としていて、やはり心にピューっと風が吹いちゃったそうだ。合掌。
で、大江慎也。こんなメンツでソロと言うなら、隣のベンジーはまさか達也さん&照井さんと演ってんじゃねー?とバカなことを考えて、思わず隣りに移動。さすがにそんなことはなかったです。
とぼとぼ歩いてテントに戻り、相方と合流。北海道の木材をアピールするテントで、ハンモックにぶらさがりながら、ニートビーツを聴いた。しぇきなろっけんろー。その後、ギネスビールを飲んだり、骨付きソーセージを食ったり。あーやっぱり、エゾはメシが最高だ!!
腹ごしらえしたあと20時半からザ・クロマニヨンズフジロックのときと同じセットリストであろうことはわかっていつつ、楽しく拝聴。PAテントの裏でバカみたいに踊り狂ってた大集団が、ライブ終わってみんなハイタッチしてる姿がステキだったよ。はぁ。このあとは休憩時間だね。というところで花火があがる。大歓声があがる。フェスの最後にあがる花火はちょっと寂しかったりするけれど、フェスのど真ん中であがる花火は何だか嬉しくって泣けるね。

そのあと、夜中に備えて仮眠タイム。RADIO CAROLINEに間に合うように、0時半にアラームをセットしたけれど、爆睡してしまい、起きれたのは1時過ぎ。うきゃー。ウルトラブレインの何とも言いようのない電子音を聴きながらアーステントに向かった。
ウルトラブレインがあまりにも閑散としていたので、この時間帯は閑散としてんのかしら?と思ったら、テントのレディキャロは盛り上がってましたよ!ようやく初めて見ることができたんすけど、音のかっちょよさもさることながら、リズム隊が韓流スターのようなお色気を放ってたよ!こりゃ夜中に目も醒めるってもんだ。
その後、BACK DROP BOMBDOPING PANDAで、ドーパンと共に朝を迎えた。いやー、たくさんのお客さんと一緒に朝が迎えられてよかったね、ロックスター!もう眠いんだか眠くないんだかよく分からない状況で♪YA-YA-YA-YA-YAYAYA!と踊ってきました。
朝日は見えなかったけれど、朝焼けは見えた。素敵な夜明けでした。