スチャダラパー VS ゆらゆら帝国@恵比寿リキッドルーム

微妙な組み合わせなんである。ゆらゆらをスチャダラと一緒に見たいか?っていうとどうなんだろうなあ。そこまでして毎回ゆらゆらを見なくてもいいんじゃないかと。ギリギリまでチケット取るかどうか悩んだよ。でもね、カラダが空いてるときに家の近くでゆらゆら演ってんのに、行かないっつーのも精神衛生上ヒジョーに悪いんだよねぇ。
というわけで行って来ましたよ!
似たような葛藤をした人も多いのか、ソールドアウトとはいえ当日券出たらしい。
せっかく来たんだから、どっちも楽しむぞ。という気持ちでアタマからスタンバイ。
最初に演ったのはやっぱりスチャダラ。一曲目終わって、
「きょうは微妙な・・・この、ゆらゆら、スチャダラ、この集合の交わりはあるのか?
っていう(^^;ご機嫌をうかがいながらやりますよ〜」
というボーズのMCに思わず笑う。
「せめて名前だけでも覚えて帰ってください」
とも言っていた。いや、みんな名前だけは知ってるってば(^^;
MC3人のこういう感じって、エレファントラブを思い出すなあ。なんかノスタルジーに浸りながら見てたんだけど、見てるうちに、ボーズじゃなくて、アニじゃなくて、もひとりのMCの人(名前がわからん)の、存在感の消しっぷりに目が釘付けだよ。1時間くらい。


さて、15分くらいの転換を経て、20時45分くらいからゆらゆらですよ。坂本さんは、黒のずるっとした長袖T。一郎さんは、ワイシャツネクタイ。最近こういうスタイル多いですね。千代は言わずもがな。
一曲めは『ドア』そして『ソフトに死んでいる』。なんだか秋の夜長っぽいスタートです。それから順番は忘れちゃったけど『はて人間は?』『発光体』『ぐれーぷふるーつちょうだい』・・・特に坂本さんの声にハモるみたいな『発光体』のベースにしびれたっす。近頃お約束の『タコ物語』では紫の照明で慎サマが怪しくタコ色に染まり、『つぎの夜へ』から『2005年世界旅行』が繰り出すサイケな世界に酔っぱらってラストは『無い!!』(だったような気がする。うろおぼえ)あと『誰だっけ?』も演ったような気がするけど、もはや記憶が虚ろです(^^;。来月25日のシェルターは、どうせチケット取れないだろうし、シェルターの狭いステージとあの音響でまた、ゆらゆらが見たいとはあまり思わないのだけれど、それでもやっぱりこうやってライブをまのあたりにしてしまうと、またすぐ次が見たくなっちゃうんだよなあ。つくづく自分は強欲です。


リキッドのタワレコでようやく坂本さんのアートワーク集を購入。

SHINTARO SAKAMOTO ARTWORKS 1994-2006

SHINTARO SAKAMOTO ARTWORKS 1994-2006

そういえばSTUDIO VOICEで連載してた頃は、必死に毎月買ってたなあ。懐かしい。Tシャツのデザインも全部収録してくれれば良かったのにな。