POLYSICS THE 10th Anniversary@渋谷AX

副題が“食パン、縦笛、ピッピキピ、ツナギで世界中にありがトイストイス!”(←うろおぼえだけど、たぶんこんな感じ)。
ひさしぶりに食パン投げがあるのでは?という噂もあったりなかったりで、こりゃー見逃せないわけで。ポリ好き後輩SYちゃんと、ワクワクしながら行ってきましたよ。
開演30分前にAXに着いてみれば、物販に恐るべき長蛇の列が!AX前でこんな行列を見たのは去年の924のホットドッグの行列以来じゃないだろか(^^;。さらに歴代のポリ・ユニフォームを着たマネキンが並び、その後ろにずらり10年間のアルバムポスターが。こりゃーどこのお祭りだい?いやがおうにも盛り上がりますよ。

さて、ライブ。始まる前に冒頭、10年間のポリの歴史をギュギュッとダイジェストした無音の映像が流れた。初ライブ97年新宿JAMから始まって、わ、若い!笑える!懐かしい映像が次々と。…2001,2002…とカウントアップして、最後2007というところで、メンバー登場だ。ああ、もうこれだけでちょっと目頭アツイっす(^^;。
そこからダダダと“2000年までのポリの歴史を7曲目までの間におさらい(ハヤシ談)”。そこからニューアルバム『KARATE HOUSE』の数曲に突入し、まんなかでブレイク。10周年ならではの企画ってことで、カヨちゃんのソロデビュー曲『三つ編みヒロイン』、そしてスピッツトリビュートに入ってた『チェリー』を演奏(なぜかこの2曲の間だけ、演者・ファン共に固唾を呑む異空間にー笑)。
そのあと怒濤のアゲアゲ名曲メドレーとなり、最後にはパパーンとキラキラしたのが上から降ってきて、“POLYSICS”っていうラスベガスみたいな電飾も降りてきて、さらにさらにアンコールも3回で、全部でたっぷり2時間のライブ。最後の最後には、出ーーたーー伝説の食パン投げ!!一枚一枚“P”って焼いてある食パンだよ!!それが何枚も何枚も。ピュンピュン!!っていうシンセのSEと共に、手裏剣の如くかーなーり遠くまで飛んでたよ!!拾った人、ライブのあと食パンどしたんでしょ?まさか食った人とかいるのかな?それが気になる。
…という感じで、客席もステージも、まるで出し惜しみナシ、サービス精神満載のポリ感謝祭りでした。
“10年、あっという間だったなあ。ありがトイス!ありがトイス!”とちょっとしみじみしているハヤシくんに、客席からの“おめでとう”の声も止まず、それがとても素敵だったな。そして、なによりポリがものすごく未来を向いているのがカッコよかった。
いやー楽しかったねー楽しかったねー。と言いながら会場の外に出たら、知った顔が何人か。“いやー良かったねえ”ってみんな興奮してて、そんな空気をみんなと分かちあえることがまた嬉しかった。
97年からずっとポリを見て来た人って、あの中に何人くらいいたんだろう?私が初めてポリを見たのは99年か2000年頃だし、いつもいつも見てきたワケではない。そんな私があれだけグッときたんだから、最初から見てた人なんざ、もー。好きなバンドが幾多の困難をのりこえ、成長し、解散することなく10年目を迎えてくれただけでもうれしいのに、ああいう10周年ライブを演ってくれるっていうのはホント、ファン冥利につきると思うわー。ハスキンなんか10年目で解散しちゃったもんねえ(^^;。


ライブのあとはSYちゃんと沖縄料理。紅イモコロッケ、ミミガーとチラガーのサラダ、ヒラヤーチー、塩焼きソバ(ゴーヤとスパムの入ったの)。お酒はちょっと控えめにウコンハイ(気はココロよ)。SYちゃん、おつかれさんでしたー&ありがトイス!(^_^)!