原マスミ+佐野史郎+遠藤賢司@目黒美術館

連休の、本当にオイシイところに仕事が入ってくれたもんで。
午前中は打ち合わせのため、銀座へ。
仕事を終えて大急ぎで美術館に駆けつけたら、ちょうど、ライブが始まるところだった。
いきなり出演は、原マスミ。おおっ。原さんがトップバッターとは。
三人で一緒に演るのかな?と思ったら、それぞれがそれぞれにギターの弾き語りです。
原さんはエレキの弾き語りで6曲だか7曲だか、キッカリ40分。
どっぷり弾き語りもいいもんですなー。
エンケンが最前列にいてくれるから、僕も佐野も安心してられるんですけど
 最前列を走ってるエンケンはずいぶん怖い思いもしてるんじゃないかなあ”
と、MCではエンケンさんへのリスペクトのコトバも。
原さん終わって、次は佐野史郎さん。
いやーこの人の弾き語りをナマで聴く日が来ようとはね。
ブルースとフォークが好きな人なのねえというのがよくわかる弾きっぷり。
意外と(失礼!)ギターじょうずなんすねえ。歌もフツーにうまいです。
曲は…ちょっと70年代を感じますね。
“原くんとエンケンにはさまれて、逃げ場ナシ”とご自分でもおっしゃってましたが
その2人の間で演奏した勇気を讃えたいです(^^;。
そして、最後はエンケンさん。
キラキラウェスタンシャツ、ひゃ〜派手〜。
アコギをパーカッションのように叩きながらの演奏は、もっと派手〜(^^;。
『夜汽車のブルース』を演りつつも
6月に出るニューシングルの中に入れる曲も初披露し、
『満足できるかな?』の中にすっぽり『踊ろうベイビー』を入れ込んだり
いや〜貫禄!迫力!かっちょいー!
“みんなモナリザモナリザってモナリザよか岸田劉生の麗子像だ!”とか
竹久夢二のどこがいいんだ?あれは何がいいって名前がいいんだよ!
 オレも芸名つけときゃよかった…”とか
なんかもういろいろ怒ってらっしゃいましたよ(^^;。
原さんとは25年来のおつきあいで、20年前のエンケンさんの結婚式では
原さんが司会をつとめた(が、酔っぱらて肝心なところで寝てしまったため
新郎自らマイクを取って司会をした)仲だそうです。
エンケンさんが終わってアンコールには、3人プラス
佐野さんの奥様である女優の石川まきさんも登場。
3人が並んで座ってギターを弾きながら、石川さんがマラカス振って
エンケンさんの『ハローグッバイ』を演った。
メインボーカルはエンケンで、原さん佐野さんはバックコーラス。
こりゃー贅沢。演奏も、MCも、3人の雰囲気もとても良くて、
とにもかくにも楽しかったです。