忌野清志郎完全復活祭@日本武道館→ダイノジロックフェスVOL.3@川崎クラブチッタ

cocoachoco2008-02-10

バズラの今年初の東京ライブは、ダイノジロックフェスティバル。よりによってキヨシロー復活祭とかぶるとは。
しかし、タイムテーブルを見れば、バズラの出番は23時40分から。どんなに復活祭が長丁場でも、これは間に合うんじゃないの〜?というわけで、久々にライブダブルヘッダーです。
まずはキヨシロー復活祭。入場するところで快気祝いの手ぬぐいが配られ、ああ元気になったのね〜を実感。まるで親戚のおじさんが退院したみたいな気分だよ。武道館はバックステージ席もすべて開放して、ぱつんぱつんの満員御礼。客電が落ちると、入院中(あたまつるつる)から徐々に毛が生え、ボーボーになって行く日々のセルフポートレートをコマ送りにつないだ驚異の発毛体験ビデオ(リーブ21もまっ青!)が流れ、会場がおおいに湧く。いや〜入院中の姿もおちゃめでかっちょいいですね。そして満を持してキヨシロー登場。病み上がりだから短めなのかしら?とかそんな心配はまったくなく、アンコール含めて3時間弱のフルライブ。声もすばらしく出ていて、元気元気。まさに完全復活だね。
まだ私が思春期だった頃、クリスマスイブと言えばRCの武道館に通ったものだけど、キヨシローのワンマンを見るのは実は初めて。またこの武道館で、チャボや新井田耕造と一緒にキヨシローが見れるとは。『スローバラード』や『僕の好きな先生』が聴けるとは。「愛し合ってるかーい?」と叫ぶあの声が再び聞けるとは!ギターを弾くチャボの左肩にキヨシローが立ってるその立ち姿だけでもう泣きそうだった。そして最後の最後にはご子息、お嬢さんがステージに現れ、キヨシローに花束を渡すという一幕も。これにはキヨシローも驚いたようで“家族を出すなよ”と照れていたけど、三人で深々と客席に向かってお辞儀する様子にはウルっときた。そんなこんなも含め、素晴らしいライブでしたよ。
一方で、ライブを見ながらなぜか心に浮かんでくるのは岡村ちゃんのことだった。これほどハードな病を乗り越えて復活を果たした人がいるというのに、同じようにたくさんの人に待たれていながら復活のチャンスを自らダメにしてしまうなんて…。岡村チャンの病の深さに思いを馳せずにおれなかったよ…(ToT)。


さあライブ終わって尋常ではない混みっぷりの九段下を抜け出し、ゴハンも食べずにNちゃんYさんと別れて川崎へゴー。23時すぎチッタ到着、相方と合流。いきなり知り合いに会って歓談したり、マキタスポーツの新ネタ(?)“こんな浜ショーは見たくない”や、レイザーラモンRGの自主制作PVに爆笑しているうちにBAZRAライブ。去年は深夜3時近くの登場で、出順を待ってるだけでヘトヘトだったけど、今回は時間も早めで人も多いのが嬉しい。曲順は忘れたけど『雨』『フリーダム』『オレンジ』『花とダンス』『夜に吠える』などなど。いつにも増してアッパーで、気が付けばオトナげなく汗だくですよ(^^;。特に『雨』。かっこよかったなあ。最後は『カマキリ』で、ダイノジも登場し、バズナイトのような様相。ちなみに次のバズナイトは2月29日に決まったそうです。
バズラのあとは、しばし放心。そして、0時45分頃、久々のBEAT CRUSADERSです。去年は一度も見れなかったビークル。ひょっとして2年ぶりくらいかも?タロウちゃんが太ったのに対して、ダカさんは痩せたねえ。トシのせいですかねえ。ものすごい盛り上がりに、ちょっとしみじみ。立派になったなあ。一曲めが『BE MY WIFE』で懐かしかった。今年はビークルも10周年だそうで。いろいろ企画があるんじゃないかと、ちょっと楽しみ。
ビークル終わって、上のアティック・ステージに移動。バズラ鉄平くんの弾き語りライブへ。エレキでの弾き語り。「ものすごい緊張してます」と言っていたけど、演奏するうちにどんどん人が集まってきて、みな釘付けになっている様子がわかってちょっと感動。『体温』がすごくすごく良かった。年末のバズベストで演った和田アキ子のカバーも演ったりして、聴きごたえたっぷり。
弾き語り終わって午前2時20分。ここで体力の限界、帰りました。目的は十分果たせた。いろんな意味で、一生忘れられない一日なり。