ロスのメモ

今回の仕事はかなりしびれる感じだったものの、
さすがに8泊もすればちょこちょこ遊ぶ時間もあって
同行したスタッフがスーパーフジロッカーのUくんだったこともあって
ギターセンター(ギターを中心としたでっかい楽器屋)を覗いたり
これまた巨大なCDショップアメーバレコードに行ってCD漁りをしたり
深夜にサンセット通りのライブハウスを覗いたり…って書くとまるで観光やん!
てなこともできました。いや、ホントに仕事はたいへんだったんですよ。


ギターセンター本店にはいろんなミュージシャンの手形があって、最近じゃ観光名所にもなってるらしい。
とはいえ、この手形、あまり歴史はなくてQUEENはフレディの手形はナシ。
ジェフベックは、ソロとヤードバーズの両方で手形があった。

日本人ではビーズの2人の手形があった。よほどの上客らしいっす(^^;。
ギターセンターの近くにはロックな子供服を売っているお店があり、
Uくんの次男坊の誕生祝いにボブ・マーリーのヨダレかけを購入。色はブラックだよ。


アメーバレコードは体育館のようなデカさ。ポスターストックのなかから
パティスミスのポスターとCRAMPSのポスターを購入。

Uくんは息子のS太(6歳)のお土産にフランク・ザッパのポスターを買っていた。
小学1年生にザッパっていったい。しかもその顔こわいし…。
しかし「ぜったい喜びますって」と自信満々の父。
どうやらS太はザッパ好きらしい。しぶすぎるだろ。


そして仕事も山を越した頃の夜、元祖ヘビメタフリークの現地スタッフMさん(♀)が
「女子は女子ではねのばしましょう!」とライブハウス巡りに連れてってくれた。
深夜0時近く、まずは、もはや名所史跡とも言えるウィスキー・アゴーゴーへ。
10ドル払って中に入ってみると、地元のバンドのイベントをやっていて
長髪・デブの4人組が思いっきり髪をふりまわしながら、レッチリのカバーを演っていた。
もうその時点でおかしくてゲラゲラ。客席は20人くらいしかいないけど
ぴちぴちのノースリーブワンピを着た金髪女子がふたりステージ最前列にへばりついて
これでもか!ってぐらいヘッドバンギングしていた。なんかもう
ジャックブラックの映画に出てくるパロディみたいだよ。
そこでビールを一杯だけ飲んで、VIPER ROOM へ。
ここはリバー・フェニックスオーバードーズで死んだことでも有名な店。

入口のセキュリティに聞いたら「今日はINFORMATION SOCIETYって
バンドが演ってるよ。80年代のバンドだよ」と言う。ああ、そういや聞いたことあるわ。
もうすぐ終わりそうだというので20ドルの入場料を15ドルにおまけしてもらって
中に入ると、けっこう年輩のお客さんたちで中は大合唱の大盛り上がり。
スクリーンに映し出される映像、シンセから繰り出されるポップな曲は、
ああ、確かに80年代の香り…ボーカルはでっぷり太っちゃってたけども。
きっとこうやってずっと営業を続けているのね。
アンコール含めて5曲しか聴けなかったけど、そのくらいがちょうどよかったかもー。
いや〜面白かったね〜とバイパールームから出て、ぷらぷらお散歩がてら
ROXYの前を通ったら、看板になんとポリシックスの名前が。
おおっ、こんな名門ライブハウスで来月演るんですか。
がんばってるな〜ポリ。名前をみつけて、ちょっとうれしい。

…なんて書くとね、まるで遊びに行ったみたいだけどさ
仕事は大変っだたんだよホントにね。誰も信じてくれなくてもいいけどね(^^;。