台湾のメモ・台北ビエンナーレ@台北市立美術館

空港に迎えに来てくれたリムジンタクシーのおじさんともお互い“ヨッ”と
手をあげるだけで落ち合えるようになった9度目の台湾出張。
ようやく半日だけオフの時間ができたので、台北市立美術館を訪ねてみた。
本来なら故宮博物館とか行きたいとこだけど、まったくのひとりだし、
市の中心からちょっと離れてるんでちょいとめんどかったんですな。
たまたま市立美術館では台北ビエンナーレをやっていた。
似たようなビデオインスタレーションが多くて、ちょっと辟易。
でも「お金ちょうだいマシン」とか、「ラジコンカーでベリーダンス」とか
バカバカしく笑えるものもあって楽しい。
なによりすべての展示がたった30元(100円ちょっと)で見れちゃうのがすごいよー。
夜、こっちのスタッフと何度か行ったことのある蒸し餃子屋さんにひとりで行ったら
「ニホンジン?」と、おばちゃんがびっくりして、「サービスサービス」って
身振り手振りでサンラータンスープをおまけしてくれた。ありがとう。


今回の出張でさすがにこの作業も一段落。
もう当分こっちに来ることもないなと思っていたら、
まだ25歳の若い女子スタッフBちゃんと移動のタクシーで2人きりになったとき
「cocoachocoさん、また台湾きますか?」と片言の日本語で尋ねられた。
もう当分来ないかなあ、と、正直に言ったら
「一緒に仕事できて楽しかった。勉強になった。ありがとう」と
しみじみお礼を言われ、ちょっとウルッ。
ああ、感謝の気持ちをちゃんとコトバにするって大事だなあ。
私もこの仕事でたくさん勉強したよ。みんなありがとう。