ビリー・ジョエル@東京ドーム

本日は相方のお供でビリー・ジョエル。じぶんがチケットを取ってまで来たか?と言われれば
たぶん来なかったと思うのだけれど、でもビリー・ジョエルにはずいぶんと思い出がある。
13歳の頃、お正月にお年玉握りしめて渋谷西武地下1階(ってことは今思うとあれは
WAVEだったんだろうなあ)の輸入盤フェアに行き、初めて輸入盤LPというものを
買ったのだけれど、そのうちの一枚がビリー・ジョエルの『42nd street』だったのだ。
ホントにおこづかいがない頃だったから、考えに考えて買ったわけで
なんでそれを選んだのかはあんまり覚えてないけれど、たぶんすごくそれが聴きたかったんだよね。
あの頃はレコードがすり減るのがイヤで、わざわざカセットテープに録音して
それこそテープが切れるほど聴いた覚えが(うーん、20世紀だ)。
いま思うとなんでベイシティローラーズとかじゃなくてビリージョエルだったのか。
ボブウェルチだったりしたのか。ローティーン女子にしてはオヤジ専だったんだろか。
さて、ひさしぶりなうえに日本全国で一回きりの公演ってことでドームは上のほうまでぴちぴち満杯。
一回こっきりの公演というのも潔くていいもんですね。
一曲めはいきなり『ストレンジャー』だよ。うおーー。
昨日のザ・フーと言い。やっぱつかみはベタなほうが盛り上がるっすね。
気持ちのいいピアノと、昔と変わらぬ声と。珠玉のヒットメドレーにしばし酔う。
東京ドームのせいか、巨人のキャップをかぶってギター弾いたりサービスも満点。
最後の最後は、『うえを向いて歩こう』をピアノで弾いて、
そのまま『ピアノマン』。昨日に引き続き、思わず泣く。ううう。
アンコール含めて2時間ほどで終了。
なんか、和義の『歌ううたいのバラッド』が、ビリージョエルの『ピアノマン』みたいに
なったらいな、なんてふと思った。なぜそこで和義を思い出すんだオレ。
インフルエンザの予防接種をしたおかげでお酒が飲めないので
ライブ終わっておとなしく帰りましたとさ。