くるり@zepp tokyo

久々にくるりのワンマン。新しいアルバムすごくいいよね。

魂のゆくえ

魂のゆくえ

3人に戻ってシンプルに強くなったなあ。なんか爽やかすぎて気味が悪いなあ
という感じの出だしだったのだがジワジワ来ましたよ、ぐいぐいっと。
新譜が中心ながらも『ホームラン』『虹』『ワンダーフォーゲル』といった
古い曲も織り交ぜ、あらゆる意味ですばらしい厚み。
佐藤くんと岸田くんのハモりも、いい感じ。
なんだか途中から、佐藤&岸田コンビが、千代&慎太郎コンビに見えてきたのは
たぶん私だけだろうなあ。いや、お互いにとってのかけがえのない感じがね、
そんな気がしたんですよ。決して、佐藤くんがロン毛だからじゃあないですよ。
アンコールの最後では、「何やろっかな」と口走ったがために
会場じゅうからあらゆるリクエストの声が飛び交い、収拾がつかないことに(笑)。
結局『ブレーメン』と『東京』どっちを演るかで会場に挙手させ、
ちょっとの差で『ブレーメン』ってことになりかかったのだが
「どっちもやって!」と客席からの声と鳴りやまぬ拍手で、
ついに両方演ってくれた。アンコール5曲は大サービスだよね。
今回のツアーは追加公演も含めてゼップ3daysで、そのなかびだったわけだけど
かなり良い感じのなかびだった。3日間あんなに満ち満ちに満杯ってのもすごいよなあ。
いいもん見ました。