今月は残業しすぎたので、ちょっとだけ出勤してすぐ帰り、残業を減らす。
焼け石に水だが。


でもって、夕方から遠い親戚のおじさんのお通夜。
私がものごころついたときにはすでにおじいさんだったような気がしていた人だが、享年84歳とのこと。もう隠居しているのに、300人くらい弔問客が来て、賑やかなお通夜だった。社長と名のつく人の花輪がバンバン出てた。本人もいろいろ社長をやってたらしい。
この1年ぐらい入院してらしたので、亡くなったと聞いても驚きはしなかったけれど、おきよめのあとお顔を拝見すると、棺の中に、家族との写真や鳩サブレーなんかと一緒に、パリっとした白いワイシャツとスーツが納められており、そのスーツに象徴されるおじさんの人生を想ったら、涙が出てきてしまった。いつもとても穏やかで紳士な方だった。ご冥福をお祈りします。
帰りに両親と姉と、家の近所で飲み直し、「お父さんが死んだら戒名に“酒”っていう字を入れてあげるよ」「それはおまえのほうだろう」なんて軽口をたたきあって笑う。こんな冗談が言えるうちが、しあわせだね。