ドロ風呂・むし風呂・火山風呂

ここはホントに素朴な温泉宿なのだが、湯治専用の施設もあるだけあって、7種類のお湯が楽しめるのが売り。16時にチェックインしてさっそく温泉へゴー!
大浴場は古い感じの木造。天窓から入る陽射しに湯煙がやわらかくもやっている。神経痛に効くお湯、火山風呂(気泡風呂)、うたせ湯、箱蒸し風呂、泥風呂、サウナ風呂、露天風呂で、7つ。いずれも乳白色で気持ちのいいお湯。火山風呂と露天風呂はちょっとぬるめで、神経痛の湯は熱め。露天風呂ははからずも雪見風呂だ。花見に来たのに雪見風呂って(^_^;いろんなお湯をかわるがわる、1時間半たっぷりお湯を楽しむ。あったまったせいか、くしゃみも鼻水もピタリと止まる。ああ、遠回りしたけど、とにかく来られる道があってよかった。
18時、食堂で晩御飯。メニューは、質素なお宅のせいいっぱいのおもてなし・・・という感じ(笑)。おひたしも、酢の物も、グラタンも、天ぷらも、多彩な山菜きのこ類なのだ。へるしー?さすが山の上だ。そして申し訳程度の焼き魚とお刺身に、メインはきりたんぽ鍋と、秋田名物けいらんのお吸い物。地酒の冷酒がおいしくて、ごくらくごくらく。
部屋に戻って飲み直しているうちあっという間に眠りに落ちる。22時半、目を覚まして、再びお風呂へ。大浴場へ向かう途中窓の外を見ると、駐車場のクルマのフロントガラスにしっかり雪が積もっている。明日の天気が心配。