カメラ小僧

ミュンヘンで1時間半のトランジット。ミュンヘン空港はとてもモダンできれい(画像)。
やっぱドイツだし、ってことで、待ってる間に3人でビール飲む。
連れの二人はカメラマンなんだけれど、仕事と関係なくいつもカメラを手にしている。S氏はコンタックスのコンパクトカメラ。Yくんはキャノンの一眼レフ。あ、いいな、と思った瞬間いつもシャッターを切っているのだ。すれちがった80年代メイクの愛想の良いお姉さん、鉛色の空に光るルフトハンザの尾翼、その飛行機をうれしそうにメンテしているおじさんの笑顔。そうか。いいな、と思ったときに鞄からカメラを取り出してるようじゃダメなんだな。聞けば二人とも写真が好きで好きでたまらないのだという。野望とか邪心とかなく、とにかく撮りたくて撮りたくて、写真さえ撮れていれば幸せなんだって。飛行機マニアでもないのに、滑走路で飛行機の写真をイキイキと撮りまくる二人のカメラ小僧っぷりを見ていたらちょっと感動した。そんな好きなことを仕事にできているなんて、うらやましい。
S氏が“プライベートで5種類くらいカメラ持って来たので、撮ってみたいのがあったら貸しますよ!”と嬉しそうに言う。撮ってみたいカメラか・・・考えたことなかった(笑)