初ゴールデン街

お店に入る前に、T氏の案内でゴールデン街散策。このあたりも、横目で眺めながら歩いていた、未踏の地。“この店は、演劇関係の人がよく来るんだよ”とか“ここが内藤陳さんの店”とか教えてもらう。看板や名前で、映画、演劇、文学、ジャズ・・・と店主の趣味がわかりやすい店も多い。ぼられる店・・・の見分け方もご指南いただく。が、きっちり見抜く自信ないっす(^_^;やっぱ知らない店には入るなってことかな。一時期はこのあたりもシケシケで、ベニヤ板で閉鎖してる店も多かったそう。でも、最近は若い人がお店をどんどん出し始めて、活気があるらしい。そういえば、昔のともだちが、ときどきゴールデン街で働いてるって言ってたのを思い出した。が、どの店か、探り当てるすべもナシ。
さて、私たちが入ったのは、T氏と相方の行きつけ。映画関係のひとがよく来るというお店。ママを取り囲むカウンターは6人で満席。それとテーブル席がひとつ。小さな空間に、映画のポスターがぎっしり貼ってある。相方のボトル(そば焼酎のお湯割り)で乾杯。最初は3人だけだったのが、常連さんがポツポツ現れ、いつのまにか満席だ。ちなみにこの店、まちぞうも来たことあるらしい。きゃー。こんな小空間でまちぞうと隣り合わせたら即死っしょ。あまりに狭い空間なので、隣の人が“あの映画はけしからん!”とか言い出すと、こっちもついつい話題に入ってしまっている。ネット上ならいざしらず、こんな風に初対面の人と映画について語り合うなんて、初めてだ。小さな店のあちこちで、夜な夜なこういう議論が繰り返されているのだろう。イメージ通りだぞ>ゴールデン街。こういうのうっとうしいって人もいるだろうけれど、新鮮だったなあわたしには。
ちなみに画像は、私たちが行った店ではなく、その近所の店の看板。いつ頃、どんなひとが始めた店か、店名だけで想像つくね(笑)。


ゴールデン街を出たあと、最後に沖縄料理屋でオリオンビール一杯だけ飲んで、0時前に解散。
うーん。明らかに飲み過ぎ!