ゴッドファーザー&サン

午後からふらっと渋谷に映画見に行った。ブルース生誕100年記念、ブルース・ムービー・プロジェクトの一貫として撮られたドキュメンタリー『ゴッドファーザー&サン』。ゴッドファーザー(ブルース)が孫(ヒップホップ)と出会う物語だ。
マディウォーターズの『エレクトリックマッド』を出したチェスレコードの2代目マーシャルのもとへ、マディに影響を受けたパブリックエネミーのチャックDがやって来て・・・ってとこから話は始まり、2001シカゴブルースフェスティバルの映像や、過去のフッテージをふんだんに使いながら、ベテランブルースマンたちとラッパーたちのコラボレーションをカメラは追いかける。音楽だけでなく、父から子へ、受け継がれていくもの・・・が大きなテーマかな。
発売当初はこてんぱんだった30年前のアルバムを若者にホメられて、マジうれしそうなじいさんたち。歴史ってのはおもろいね。っていうかみんな長生きしてよかったねぇ。ハウリン・ウルフかっこいいし。ココ・テイラーかまやつひろしみたいだし。ぼーっと見てるだけでもかなりの見応え。最終的なコラボの舞台、エレクトリックレディスタジオは涙ちょちょぎれっす。やっぱレコード会社っていうのは、目利きのオヤジとその息子ぐらいで、遊びながら切り盛りしてるぐらいがちょうどいいんじゃないかと思った。妙に株主が・・・とか、会議室でモノを考え出すからつまらなくなるんだよ。( と言いつつ、マーシャルおじさんの笑顔が爽やかすぎて、ちょっとうさんくさく思えるのは私だけでしょうか?(^_^;)若い頃のミックジャガーの裸(動画)も見れるよ!


ちなみに渋谷シネマソサエティでは、見るほどにお得なリピーターキャンペーンをやってるらしいよ。ブルース・ムービー・プロジェクトの他の5作品もモーニングorレイトショーでやってるんだけれど、1本見れば、あとはスタンプラリー形式で前売り割引とかしてくれるらしいです。