フジロック二日目/雨降りっぱなし、とどめは雷雨。

さて、二日目です。今回の宿は女子5人、男子5人の雑魚寝形式。みんな死んだように眠っているなか、うちの相方だけが誰よりも早く目覚め、予約してもいない朝食を宿の人に用意してもらい、朝風呂まであびて準備万端ッス。行動がかんぺきおじいさんだよ。“じゃ、先に行ってシート敷いてるわ”って、おじいさんてべんりね〜。
私らはあとから身支度して、ビール飲みながら会場へ向かう。到着するとグリーンではロスロボスのピンチヒッター*1で、EDDIE READERが歌ってた。きれいな声〜。
到着するなりみんなでオアシスへブランチを食べに行った。メロンパン屋の兄さんが“ロングデニッシュもおすすめなんですよ”と言うので、みんなで買ってわけっこしてむさぼり食ってたわけだが、まさに食ってる途中で突然の豪雨!あわててレッドマーキーに逃げ込んだ。ちょうどマーキーではThe Dresden Dollsが演奏中。ドラム(時折ギター)とピアノの2人組で、なかなかに激しいロケンロー。かっこいいじゃん!しかし雨が雨が…。その最中に本日到着のTYちゃんから連絡があるも、その後、auユーザーのTYちゃんとはまったく連絡がとれなくなってしまった。とほほ。教訓:フジロックはドコモしか通じない。
いずれにしても次のThe Black Velvetsを見ようと思っていたので、そのままテントで雨宿りした。ファンファーレに乗って登場したThe Black Velvetsは黒づくめの衣装で、こりゃまた激しいロケンロー。かっこいいけど途中でちょっと飽きちった(^^;寒いし、トイレに行きたいし、でも雨はやまないし…。途中で意を決して外へ出て、トイレに並び、合羽を着込んでグリーンでMAXIMO PARK待ちをした。


そしてお待ちかねのMAXIMO PARK!!きゃー。髪の毛1:9分けだよポールスミス!!おもしろ〜。ヒロトより足が短いのに、ヒロトより高く欽チャン飛びだっ(ふるっ)。パフォーマンスの楽しさに、雨も忘れて、初めてモッシュピット近くまで行って踊った。ギターの兄さんが小さな声で弱気に“イクゾ…”って日本語で漏らすのがイジメられッ子ぽかったけども、私のきょうのクライマックスだわ。
そのあとRくんとサンボマスターを見にホワイトまでお散歩。サンボはとにかくすごい人・人・人だったな。“こんな雨のなかみなさん、ありがとうっ、ありがとうっ、ありがとうっ”って山口くんが何十回も絶叫してて、ちょっとグッと来たよ。サンボ終わってFEEDERの前に、ヘブンでピザ食べる。うまい〜。窯焼きはやっぱちがうね〜。ぴーるあうとのラストライブを見ようかなともちょっと思ったんだけど、もしそれがすげー良かったりしたら、すげー哀しくなると思うので敢えてやめといた。
ピザ食べたあと、ホワイトに戻ってFEEDERGANG OF FOURを2曲だけ。そしてBECKを見にグリーンへ戻った。BECKはすげかった。かっちよすぎるっす。ちなみにGANG OF FOURではコヤマシュウ先生が彼女らしき女子といちゃいちゃしながら踊ってましたよ。さすがなノリでしたわ。
BECKが終わるほんのちょっと前に、再びホワイトに戻ってDinasaur Jr.を見た。すげーギター。脳が飛ぶよ。とにかくその間、ずっと雨・雨。しまいに空がピカピカ光り出す。すげー演出!と思ったら雷雨だった(^^;雷雨の中のダイナソー。たぶんずっと忘れないな。


そのあとグリーンへ戻る道は大渋滞。みんなかっぱを着て、同じ方向にとぼとぼ歩いてる姿はちょっと不思議。たぶんその瞬間、苗場は世界でいちばん“かっぱ密度”の高い空間だったと思うよ。“なんか宗教儀式みたいやな〜”とRくん。ひょっとして、これがかっぱ祭り??いつのまにか私たち、かっぱ祭りに参加してたのね。
かなり時間をかけてグリーンに戻ると、Fatboy Slimが演奏中。雨にもかかわらずものすごい数の人間が踊り狂っている姿がライトに照らされて見えた。こりゃ、テントなんて貼れない人数だよ。Fatboy最後まで見るとまた帰り道が渋滞しそうなので、終わる前に帰り支度。でも結局、帰り道にグッズ売場に並んでしまって、帰り着いたのは午前1時近くに。宿の入口はどろどろになった靴&足を洗う人たちで渋滞。はぁ〜とにかく早く風呂に入ってあったまりたいよ。
ちなみに相方はBECKで帰って、誰よりも早くフトンに転がっていびきをかいていた。
やっぱおじいさんは違うな…(明日の日記へつづく)

*1:飛行機の延着でロスロボスの出演は明日のみになってしまったのでした。