運命じゃない人

“おもしろかったよ〜”と、ともだちからお勧めメールをもらったのがもう一ヶ月くらい前だったか。ようやくユーロスペースに足を運ぶことができた。
昼からの回のチケットを買い、開場までの間ぶらぶらしていたら、ものすごくイヤ〜な仕事のメールが来てしまったので、正直心がうつろなまま座席に座ったのだけど、見終わったときにはそんなイヤな気持ちはどこかへ消えてしまっていたよ。よくできた脚本に、愛すべき登場人物。ひとつの時間をパズルのように組み合わせた構成は、静かなパルプフィクションってところ?どの人も主役で、どの人も脇役。そんなところも面白かったなぁ。この映画を見なかったら、今日は一日、嫌な気分で過ごしていたところだ。ありがとう、内田カントク!