THE STROKES@DUO MUSIC EXCHANGE

朝から仕事のイヤ〜な電話がかかってくる。ガッコウの課題も今日が締め切り日でてんぱってる。でも今夜はストロークスストロークス…。ココロの中でおまじないみたいに唱えながら何とか一日を乗り切り、課題も提出し、渋谷へ向かった。
クリマンの会員先行でチケットが取れたのだけれど、転売する人がかなりいたらしく(そりゃいるよなー)一時は入口でIDチェックするという話もあった。が、結局、会員規約に抜け穴があったらしく、今回のIDチェックは見送りに。結局ノーチェックで中に入った。
DUOに入るのは初めて。妙に横に細長い不思議な空間ですな。ステージもフロアも、横に広くて奥行きがない。ゆえに後ろのほうにいても、かなりステージと近い。容積的には恵比寿のリキッドぐらいなのかしら。間にぶっとい柱が三本あるのはいかがなもの?と思うけど、あれだけステージまでのキョリが近ければ、許せてしまうなぁ。たぶん今日は、ストロークスまで人生最短距離。
開演時刻過ぎても、ちっともライブは始まらなかった。何をもったいぶってんだか。いや、渋滞に巻き込まれてメンバーの到着が遅れているという説も。まぁメインの目的はプロモーションでしょうから、取材だなんだで忙しいんでしょうね。ちなみに会場で買ったTシャツには“WORLD PROMO TOUR 2005”と書いてあり、東京、シドニー、ロンドン、パリ、ベルリン、ストックホルム…って日欧米14都市が。すげー。びっぐびじねすー。
とか思いつつじっと立ってたらあまりにもくたびれたので座りこむ。
40分過ぎてようやくサウンドチェックが始まったときには“おいおい、これからサウンドチェックかよ!?”と、ココロの中で暴動を起こしそうになったよ。でもみんなも“おいおい、今頃かよ!”ってツッコンでた。高まる期待感と、待ちくたびれた人々の連帯感。妙にあたたかい空間がそこにできていた。
結局、メンバーが登場したのは20時。1時間待たされたのか。どうせ1時間くらいしか演らないんだろうに。こんちくしょー。いやしかし、待ってるときから予想はしてたけどさ、どんなに待たされても、音を聴くとすべて許せちゃうんだよねー(^^;ずるいよね。
セットリストは新曲の嵐。たぶん今度出る新譜の曲は全部やったのかもしれない(よくわからない)。淡々と始まりつつも、かなりよかった!ジュリアンは、詰め襟みたいなスタンドカラーの紺の上着(袖にはもちろん、金の二本線!)を着て、でっかいサングラス。いまどきこんなカッチリした衣装で歌ってるバンドメンを見るのは珍しい。サージェントペパーズみたいでかっちよかったですよ。
ライブは全部で50分間、アンコールもナシで、14曲だったか。古い曲は2曲かそこらだったけど、とにかく大満足。演ってる時間よりか待ってる時間のほうが長いっていうトホホな部分を勘定に入れても、くやしいけれど大満足だ。音もよかったし、新譜が聴けたうえに、LAST NITEも聴けたし。なんといってもあの距離感が醸し出す一体感は、何ともいえないしあわせな空間でありました。ジュリアンの声も、シュアーでよく伸びて、惚れ惚れしたですよ。新譜が出たら、冬の海辺をドライブしながら聴きたいっすね。


ライブ終わって一緒に行ったTのちんと軽くメシ。
ライブよかったねーよかったねーと言いつつ飲むビールはうまいねー。
その頃、相方は南半球より無事帰還。おかえりなさいー(^^;