古希祝い

本日は、かーちゃんの古希祝いパーティ。
かーちゃんが美容院に出かけている時間を見計らってこっそり実家に行き
とーちゃんに、かーちゃんへの感謝状を書いてもらった。
最初は“おまえ文章考えてくれよー”というので、文面を考えてあげたら
“こんなキザなことは書けねえよ”と、私の書いた下書きをペンで塗りつぶしやがる。
「じゃー自分で考えなさいよー」
「照れくせーよー。なに書いたらいいかわかんねー」
「自分が死ぬ間際に、かーちゃんに何言いたいか考えてごらんよ!」
「むーー」
そんなやりとりを繰り返し、何とか感謝状が仕上がった。
読んでみればどうってことない文面なのだが、戦中派の父にしてみれば
母に“ありがとう。これからもよろしく”と、その一言を伝えるだけで精一杯らしい。
そんな、とーちゃんのやっとの思いを書き綴った貴重な書面を預かって、私も美容院へ。
伸ばしっぱなしだった髪を切ってから、明治記念館の写真館に家族で集合し
みんなで記念写真を撮影した。
明治記念館の写真館はスゴイよー。松井秀樹の成人式の写真とか
ここで撮影されたらしくて、飾ってあるんだよ!
松井、ハタチとは思えない貫禄だよ。っつーか、変わってねえよ!!
撮影後、セランの個室でお食事会。
フォワグラとメロンのアミューズ、帆立とアスパラのソテー、松茸とイカカラスミのパスタ、
そして最期は和牛ステーキ柚子ソース。ラストのデザートのときにお店の人が
記念のポラを撮ってくれ、寄せ書きできるようなカードに貼ってプレゼントしてくれた。


さて、かんじんの感謝状は、むしろ贈る側のとーちゃんがキンチョーしちゃって
読み上げながらちょっと目がウルウル。
かーちゃんはと言うと、とーちゃんの書いた文章よりも相方が作った台紙をほめたりして、
こちらもちょっと照れてたみたい。ホントに素直じゃない2人だよ。
むしろかーちゃんは、お店の人がプレゼントしてくれたポラの脇の寄せ書きに、とーちゃんが書いた
“次は結婚50周年を楽しみにしています”というひとことに不意打ちをくらったようで
“あら、おとうさん感謝状書いて勢いづいちゃったのかしら…”と言いながら目をこすってた。
まーーどうでもいいけどさ、仲良くやってくださいよね、お2人さん。