同窓会

母校の小学校が創立100周年だそうで、これを機に学年全クラス合同の同窓会が開かれた。
同窓会って20代の頃には“あの子どんな風になったかな?”っていうドキドキワクワクもあるけれど、このトシになるとカッコ良く変身してる人はまずいないわけで、“お互い老けたねえ〜”を確認するハメになり、さらにヘタすっとほとんど顔も名前も思い出せなくて失礼こいちゃう危険もあるわけで…行こうかどうしようか迷ったんですが。むしろ怖いもん見たさ先行で行くことにしましたよ。
そんなわけで、あまり深く考えずに出かけたんですが、待ち合わせ場所に現れた幼なじみYちゃんの姿を見て自分の不覚を悟りました(^^;。ノースリーブの真っ赤なワンピースに、巻き髪、ダイヤの指輪。ぎゃー。同窓会って、そんなにオシャレして行くものだったのかっ。こっちはそのあとライブに行って違和感のないいつも通りのカッコだよ(^^;会場に着いたらやっぱ女子はみんなキラキラひらひら。うわー。私、カジュアル大賞受賞っす。
学年5クラス200人のうち70名ほどが参加。担任の先生もお元気で4人来てくださり、なかなか盛会だった。残りの1人の先生は高齢で老人ホームにいらっしゃるとかで来られなかったのだけれど、この日のために学年の6人くらいが先生に会いに行って撮ってきたという写真のスライドショーがあった。先生はかわいいおばあちゃんになっていた。が、何より衝撃だったのは、その写真にうつってたSくん(本日欠席。小学生当時は学年のアイドルだった俊足のモテ男子)が、驚くほど恰幅のいいただのオヤジになっていたこと。スライドショーしながら司会が“いちばん右が、みんなのアイドルSくんです”と言ったとき、会場じゅうから“ええーっ!!”という驚きの声があがったことは、Sくんには言えないやねえ(^^;。だからクラス会って怖いんだよ。
女子はほとんど顔を見れば分かったのだけれど、男子はけっこう難しかったなあ。思うに小学校6年生くらいで女子はオトナの原型ができているけれど、6年生の男子はまだイモムシなんだね。蝶(蛾?)で言えばの話だけど。
みんなから“ねえさん!会えてうれしいっす!”と言われました。みんな同じトシのはずなのに、ねえさんてオイ(^^;。