めぐろ散歩&舞台芸術の世界@東京都庭園美術館

残暑厳しいなか、夕方、相方につきあってお散歩がてら庭園美術館へ。
庭園美術館の森では、いろんな種類の蝉が断末魔のように鳴き競ってる。
さて、この展覧会。ディアギレフのロシアバレエ団にまつわるさまざまなモノを
集めていて、衣装スケッチ、実際の衣装、舞台デザイン、公演パンプ、
それらにまつわる人々の肖像…かなりのボリュームの展示だ。
って言っても私はニジンスキーとかもよくわかんなくて、ロシアバレエ団っつったら
中尊寺さん率いるなごむのバンドだろ?ってくらいの認識なんですがね。
これらが20世紀美術をリードしたというのは何となくわかったよ。
ついでに、この流れの延長に少女マンガもあるような気がしましたね。
見終わったあとは併設の和カフェのテラスで、ビール。
小腹がへったので、つまみに穴子の蒸し鮨、水菜と合鴨のおひたし、
茄子と小芋の田楽をオーダー。
カフェなのに、本格的な小鉢を気軽に楽しめるのは
料亭・金田中の経営ならではですな。


それからぷらぷら歩いて帰ったら、ちょうど大鳥神社がお祭りをやってたので
中をちょいとのぞく。小さな能舞台で踊るおばちゃんたち。
神社のちっこさに比べて、目黒通りに並ぶ屋台の列の長いこと。便乗出店にしか見えない。
さらに油面地蔵通りを歩くと、商店街は閉鎖されていて
“恒例・水掛け御輿”というのをやっていた。
各商店の軒先には、でっかいポリバケツに水がためてあり、
子供達が小さなバケツでそれをすくい御神輿だけじゃなくてお互いに掛け合うのだ。
園児から高校生まで、洋服を着たままずぶぬれの子供だらけ。
みんなゲラゲラ笑って、水をかけあってた。たのしそー。
看板には“恒例”って書いてあったけど、こんなお祭りがあるなんて
ちっとも知らなかったよ。じぶんが小学生だったら、これは興奮するね。