VINTAGE LEAGUE〜DOES, LOST IN TIME@下北沢シェルター

ぽっかり早く帰れる日。ふと見りゃこの2マンで当日券が出るというので下北沢へゴー。
ワンマンだったらどちらのバンドもシェルタークラスはすぐソールドアウトな感じがするのに、
一緒になるとなぜ売り切れないのだろう?お互いのファンの相性が悪いわけでもあるまいに。
しかも意外とゆったり見れる感じの混み具合すよ。こりゃ穴場だー。
開演時刻の19時半をちょっとすぎて、まずDOES。ヒット曲をちりばめて40分。
『修羅』なんてもう鳥肌立つくらい練れてる感じ。生音っていいなあ。
あっというまに別世界に持ってかれたよ。
DOESが連れてってくれる別世界はゆらゆらの世界とは違って、
ちゃんと人間がいて、山があって、風が吹いてる。
だけどちょっと孤独で、凛とした世界。
ああ、こりゃぜひエゾで聴きたいもんだ。
エゾの大地がめっちゃ似合うと思うんだよなあ。ちぇ。
とか思ってるうちに終了。もうちょっと演ってもいいのにー。
DOES終わって、ロスト。かなり久しぶりですよ。
4人組になったかと思っていたのに、いつのまにかまた3人に戻り
海北くんもベースに戻っていたのね。
シェルタークラスであの声は響く響く。すげえ。
なんでロストの曲が甲子園の入場行進曲にならないのだろう。
なぜロストは紅白に出ないのだろう。
なぜ海北くんはみんなのうたを歌わないのだろう・・・
などと考えているうちに後半戦のメロウなコーナーに突入。
朗々と歌い上げるせつな声を浴びてるうちに
こんな風にステージで歌えるひとはしあわせだなあと。
夏フェスをキャンセルせざるをえなかったキヨシローはどんなにか
悔しかったろうな、こうして好きなバンドを聴きに来られる私は
しあわせものだなあ・・・などという思いがこみ上げて思わず涙が出た。
アンコール2曲含めて、ロストは1時間10分くらいか。
聴き手も久々に原点に戻れたようなナイスなイベントだったすよ。